やらないといけないことが多すぎて、なかなか仕事が終わらない・・・
わかってはいたけどやっぱり仕事が終わるのが遅くなってしまう。熱心な先生ほど準備にこだわって、ずるずる遅くなってしまいがち。
でもその結果、寝不足とか体調不良で子供たちと接することになれば、結局損するのは子供達。それじゃあ本末転倒です。だからと言って手を抜きたくはない!
それならば 、「仕事効率」を爆上げするほかありません。
仕事が少なくて早く帰れる人、ではなく、今回は「仕事ができる」✖️「帰りが早い」人として、特徴をまとめたので、ぜひ実践してみてください。
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「仕事ができる」✖️「帰りが早い」人の4つの特徴
1 朝の時間の活用

「仕事ができる」✖️「帰りが早い」人の最大の特徴がこれ「朝の時間の活用」。教員に限らず、どの仕事でもそうだと思いますが、朝早く出勤して、仕事をしている先生は、かなり効率的です。
- 他の先生に話しかけられる心配がない(子供にも)
- プリンターをすぐ使える
この2点において、朝の職員室は物凄い力を発揮します。放課後、子供達が帰った後に、多くの先生は自分の仕事がスタートしますが、「できる」先生は朝の時点で終わっている状態です。
放課後から始めようとした時、すでに心も体も疲れ果てています。なんせもう8時間近く、話しっぱなし立ちっぱなしなはずですから。その状態で仕事をしてもまず「効率が悪い」し、やっぱり近くの人と、正直いらない話もしてしまいがちです。
また、学校にはそんなにたくさんのプリンターがあるわけではないので、印刷したい時に印刷できるわけじゃないんです。朝ならそんな心配もないし、自分のタイミングで印刷できるので、ものすごく効率がいいと思います。
2 まず手を付ける
現れた仕事には「まず手をつける」。これが2つ目の特徴です。「○月○日」締め切りの提出書類が突然現れることはよくあります。「仕事ができる」✖️「帰りが早い」人は、まず「手をつける」んです。
学校名や自分の名前、日付を書くなど、ちょっと手をつけておく。どうしてもすぐできない時には遅くても、その日のうちに手を付ける。そうすると、次やる時には、なんとなく「提出までにどれくらいの時間と労力が必要なのか」がわかっているので、仕事を仕上げるハードルがものすごく低くなります。
例えば1ヶ月後までに、定期テストの問題を作らないといけないのであれば、1ヶ月前の今、タイトルを入力しましょう。名前を書く欄を作りましょう。日付を変えておきましょう。それだけで、次ちょっとした時間ができた時に、問題を1問作ったり、問題文を入力したりしやすくなります。
袋を開けてしまったお菓子や料理は、早く食べよう!っていうのと同じ原理でしょうか。でもこれはまじで仕事早く終わる。
3 4S(整理・整頓・清掃・清潔)

「仕事ができる」✖️「帰りが早い」人の机上、机の中、棚の中をこっそり覗いてみてください。ほぼ例外なく「めっちゃきれい」だと思います。量が少なくしている人や、ラベル管理して整理整頓している人、この人たちは仕事が早い。
これは純粋に、資料を「探す時間」が省けているからでしょう。しっかりラベルごとに管理していればすぐ取り出せるし、いらないと判断できれば即リサイクル。
4Sのポイント
- 机上には、PCとマウスとコップだけ
- 机の一番手前の引き出しは、A4サイズ分空っぽ
- デスクマットにプリントを挟みすぎない
自分の場合は、毎日退勤する前には、机の上にはPCとマウス、コップしか置かないようにしていました。
さらに、A4のクリアファイルを準備して、いますぐ処理できない書類がきたら、とりあえずそのファイルに入れて引き出しにドーン!余裕ができたら整理するようにしていました。プリントたちの休憩場所として引き出しを一つ開けておくと、かなり効率的だし、常に机上は整理された状態になります。
人間は、散らかったものや統一性のないものを見るだけで、「自律神経」が乱れ、ストレスになります。たったそれだけで時間も心もロスしているんです。
PCの画面も同じ。たまにPCのスクリーンが、アイコンで埋め尽くされている人を見ますよね。
これもまた、集中力が切れて、ストレスが溜まる要因。最小限に留めたり、もしくは検索してすぐ出てくるようなラベルの管理をしておけば、常にPCの画面も整頓された状態になります。
ちなみに、「仕事ができる」✖️「帰りが早い」先生は、日頃持ち歩く荷物も少ないですよ。
4 完成度60〜80%
「仕事ができる」✖️「帰りが早い」人は「完成度100%」は目指しません。ものにもよりますが、大体60%〜80%。
もちろん「不完全」な状態とか、明らかに手を加える必要がある状態じゃ、終わりません。が、例えば何かの提出書類。必要事項を入力して、「んー60%くらいかな」と思っても、提出先からすれば「100%」に近い完成度だったりすることもあるわけです。
それなら変にこだわって残りの40%を頑張るのって「無駄」な時間。
ここで生まれた時間を、子供と関わる時間、教材研究の時間に当てた方がよっぽどマシです。
簡潔に言えば、「全部の仕事に全力投球をしないこと」。
無駄なく仕事をするためツール
これまで、「仕事ができる」✖️「帰りが早い」人の心構えというか、行動の特徴を紹介しましたが、ここからは「仕事ができる」✖️「帰りが早い」人になるために、必要なツールを紹介します。
1 PC(MacBook Air)

自分用のPC、これは必須です。ちなみに、iPhoneユーザーなら迷うことなくMacBookを購入することをおすすめします。理由はこの二つ。
- 学校用のPCは重い
- 教員ならmacもMac用officeも安く購入できる
- データ移行が楽
もちろん、他のPCでも構いませんが、「速さ」を追求するならやはりmacだと思います。
まず、学校用のPCはかなり重いです。理由はセキュリティがしっかりしている、「共有」するデータ量が膨大だから。その分、スムーズさが失われます。学校用PCは、「プリントアウト専用」「成績処置用」という認識でいた方が圧倒的に時短です。
さらに、教員なら「学生・教員割引」があるので、macを安く購入することができます。もちろんWindowsのofficeとの互換性はありますが、多少のズレや、フォントの差異が生じてしまうのがデメリットですね。
Airdropひとつで簡単に移動できるのが、ものすごいメリット。なんだかんだ、スマホで撮った写真や、集めた資料を使う機会は多いです。
でも、作ったデータを個人のUSBで持ち込むのは、危ないんじゃ・・・
個人USBの使用が許可されていない自治体も多いでしょう。
そんな時には「Google Drive」を使いましょう。Googleのアプリの一つで、クラウド上のデータ保管場所です。USBがなくとも、どこでも資料を取り出し、編集できます。ただ、個人情報が含まれているものは、保管しない方がいいでしょう。
2 メモアプリ

スマホにすでにインストールされているメモアプリでOK!
iPhoneユーザーならリマインダーでもいいでしょう。誰もが知っていますが、教員は「多忙」な人が多いです。理由は紛れもなく「業務の多さ」でしょう。これを少しでも軽減するには「隙間時間」を上手に使う必要があります。そのための「メモアプリ」。
平日や休日の中で、「スマホを触る以外にすることがない時間」ってありませんか?例えば、待ち合わせで待っている時とか、長めの信号に捕まった時、トイレや電車移動などでしょうか。なんとなーくスマホを開いて、SNS見たりニュース見たりする時間を、ほんのちょっと仕事に使うだけ。
自分がよくやっていたのは、「通知表の所見」「学級通信の内容」「授業プリントのアイデア」を、そのちょっとした「隙間時間」にひたすら「メモアプリ」に打ちこんで行くこと。「通知表の所見」なんて学期に一回でしたから、ちょっとずつ書き足していると、いつの間にか完成していました。
しかも、「iPhone✖️Mac」であれば、データ共有しておけるので、時間を確保できたら、すぐにPCで編集もでき、かなり効率がいいです。
思いついたことやTodoリストも、「ひとつのメモアプリ」に統一していれば、「次何やろうかな?」って考える時間すらなくなり、スムーズにかつ早く仕事を捌くことができます。
まとめ
「仕事ができる」のに「帰りが早い」人には、少なからず何かしらの「特徴」があります。自分で言うのもなんですが、自分も仕事は早い方です。と言うより、かなり遅い部類の人でしたが、早い人を観察しまくって、早くなりました。仕事を早く捌けるメリットはかなりでかいです。
- 心に余裕ができる
- 余裕ができると、子供と関わる時間が増える
- 関わる時間が増えると、いい関係の構築や、いい授業につながる
「教育現場はこう言う世界だから」と、決めてかからないこと。自分で、ある程度は変えることができます。上に書いたことを、ぜひ継続してやってみてください!
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