家にいるとどうしても仕事に集中できない!
「在宅勤務」が当たり前の時代になってきたのでしょうか。なんにせよ、家で仕事をしなければならない人が増えたのは明らかですね。しかし、なかなか家で仕事って「集中できない」!
これまでリラックスする空間だった人にとって、急に仕事空間にするのってかなり難しいですよね、
家を仕事空間にする方法はたくさんありますが、今回は「すぐに」「お金をかけず」にできる「集中」できる「机の置き方」をご紹介します。
効果的な「机の置き方」
「机は「壁を背」にして置く」
これだけ。
皆さんの自宅の机、写真のように、「壁を前」にしていませんか?
![](https://na-chilog.com/wp-content/uploads/2020/03/0d0a65d194a38f027212490c6cb0ebc0_s.jpg)
この机の置き方じゃ「集中」できません。
「え?机の上の荷物は落ちないし、部屋のスペースも広く使えるのに」
確かにそうなんですが、これだと集中力が持続しないんです。その理由は「隠れ家理論」と呼ばれるものにあります。
「隠れ家理論」とは?
人間は、隠れ家的な場所から周囲を見渡せるような環境を好む
『Writer and business coach』Jason Aten (浅野美抄子翻訳)
「席替えで一番後ろの席を好む」「ファミレスで窓際、壁際を好む」
自然とこんな考えを持ったことはありませんか?もしくはこれまでこういう経験をした人はかなり多いはず。これがまさに「隠れ家理論」。
全体を把握できる場所にいて初めて、人間は「安心」できるということ。
逆に、それ以外の場所、後ろに人がいたり、自分が他人の視界に入ったりするような場所では、常に「不安」がつきまとい、精神的に「集中」できる状態にはなれません。
「精神的な安心感」が全て
集中力を高めるには
- 周囲を見渡すことができる
- 後ろから忍び寄る人がいない「安心感」を得られる
これが、「集中力」に直結。
ということは、机を壁につけた状態だと、おそらく入り口のドアが自分の背面に来ますよね。そうすると「誰かが入ってくるかもしれない」という「不安要素」があるため、心理的に集中しにくい状況になっています。
学校や会社でいう管理職のような配置を想像すると、イメージしやすいかもしれません。
「後ろから誰にも忍び寄らせない席」
を作り出すことが大切です。
いい場所で仕事をしている人は、そうでない人より生産性が6%〜12%上がる」
『Psychology Today』リリー・バーンハイマー
たかが机の配置ではありますが、この「場所」のこだわりはそのまま「生産性」に直結します。仕事の「時間」を増やすことはできません。でも、ちょっとした工夫で、その仕事を2倍、3倍の価値にすることもできます。
仕事空間を掌握している!という安心感が、集中には効果的みたいですね!
まとめ
在宅勤務する大人の方にも実践して欲しいですが、特に「子供」にも有効です!
注意が散漫するのを、少しは防いでくれるかもしれません。机も散らからなくなるかも・・・