学校現場は「ブラック」だと言われ続けています。
そんな中でも、本当に一生懸命に、時間を削って、準備したり丸付けしたりしている先生がいることも知っています。
私は、3年間で「アーリーリタイア」しましたが、働く中で感じた、「呪縛ワード」をまとめてみました!詳しくは下の記事を参考に↓
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若いうちに世界を回っておかないと絶対後悔する! 国公立大学卒業後、中学国語科教員として正式採用。3年間勤務するものの、「漂白の思ひ止まず」(旅してまわりたくて仕方がない)、アーリーリタイアを決断。 リ ...
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よーし、明日の授業準備やるか!(19時)
こんなことは当たり前だよ!!という人も多いと思いますが、「子供たちのため」に働くために、身近にこんな「呪縛ワード」が溢れてないかチェックしてみてください!
特に、一生懸命な先生、なりたての先生ほど、縛られやすい言葉です!
一生懸命な教員を縛る「呪縛ワード」3選!
1 「子どものため」
「【こどもたちのために】教員一丸となって頑張りましょう」
「【こどもたちの成長のために】この取り組みを始めましょう」
うん、教員として一番大事な心構えだ!!
確かにそうですが、その取り組みは、「本当に必要なのか」「今の子供達の現状に合っているのか」「「今」すべきことなのか」「それによって失われるものはないか」。は考える必要があります。
実は「子どものため」って言葉は「キラーワード」だと思ってます。
「子どものため」って言えば、たとえどんな悪行でも、正義になってしまうから。
その結果奪われる、先生の時間や先生の家族、先生の精神などは関係なくなってしまう。
一生懸命な先生ほど、この「子どものため」という言葉を間に受けてしまいがち。本当に大事なことは「別」にあるんです。(最後にまとめてます。)
2 「〜したほうがいい」
学校では、「子どものため」という言葉があると、「したほうがいい」に当てはまることが多い。(もちろん、敢えて「しないほうがいい」ことも)
子どもの「生きる力」を育むために有効だと思われることは、全部「やったほうがいい」に決まっています。
でもそれが「できる」か「できない」かは別問題。
一生懸命な先生は、「したほうがいい」って言われたことを、忠実に片っぱしからやろうとする。これじゃ体がいくつ合っても足りません。ただでさえ「多忙な世界」なんですから。
話半分に、自分も本当に「したほうがいいな!」と思ったことだけ選び抜きましょう!
3 「先生」だから(なのに)
褒め言葉じゃん!イヤイヤ、実はそうでもないんです。
この言葉は、「世間が持っている「理想の教員像」に当てはまる言動をした時」によく言われる印象です。
「先生らしい行動した時」は褒められて、「先生らしくない行動をした時」は非難される。当然といえば当然ですが、「先生らしくはないけど、子どものためになる行動」もありますよね。
「遅くまで残って仕事をしている」のは、「先生らしく」、早く帰宅する先生は「先生らしくない」?
子どもの成長を導く言動ができる人が「先生」。
「先生」って言葉に惑わされずに!
教員として一番大事なこと
1 教員自身の「健康」
「体調不良」は「百害あって一利なし」
本当に「子どものため」に、働くなら「健康第一」!これは間違いない。
体調悪そうな先生を毎日見てて、子供は楽しく登校できますか?
「先生今日も眠そう、、、ちょっと不機嫌だし」
授業に集中できるわけがない!!
遅くまで残って、徹夜して「完璧な授業準備」ができたとしても、体調が悪そうな人から教えてもらう授業なんてつまらない。
まずは「元気に!」「楽しく!」その後の「素晴らしい授業」ですよ!
2 教員自身の「笑顔」
「授業力」よりも「学級経営力」よりも「コミュニケーションスキル」よりも「情報活用能力」よりも、何よりも大切なものは「笑顔」!!
学校は、教室は、子どもの「心の居場所」であるはずです。先生が不機嫌だと、子供も不機嫌になります。先生が不安だと、子どもも不安定です。
逆に先生が「笑顔」だと、子どもたちは「安心」します。「受け入れてくれてる」って。
「授業」「学級経営」で一番大事なスキルだと思います。
だからこそ「健康」も大事なんです。「体調不良」で「笑顔」でもなんか怖いですからね。
まとめ
今回の記事では、一生懸命な先生とか、なりたての先生が陥りやすい「呪縛ワード」をまとめました!
一生懸命な先生に、痛い目を見て欲しくない!っていう思いでまとめました。
一番大事な「子どもの成長」に向けて、まずは自分の準備を100%にしましょう!
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