国語のアイデア授業

【国語の面白授業】「同音異義語」と「同訓異字」で謎かけ大会!盛り上がります。

16/11/2020

Naoto

Japanese Language Teacher🇯🇵【日本語教師】(used to be a Junior high school Japanese teacher/元中学国語教師) World Trip🌎/Education✏️【旅行・教育について】

 

子供達が盛り上がる言葉遊びを知りたい!

 

今回は「同音異義語」「同訓異字」を使った【謎かけ大会】の実践を紹介します。

練習問題をたくさん解くだけの単調な授業になってしまいがちのこの単元を、楽しく学べる内容に昇華させてしまいましょう。

小学校高学年〜高校生くらいまで、それぞれの発達段階に合わせて取り組める内容です。

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授業の実践:導入は特にていねいに

謎かけとは。。。

言葉遊びの一種で、なぞなぞの変型。通常のなぞなぞ同様、問いと答えからなり、ダブル・ミーニング見立てを利用している

Wikipediaより

ん〜よくわかりませんが、「〇〇とかけまして、△△とときます。そのこころはどちらも⬜︎⬜︎でしょう」の形に合わせて、2つの言葉に共通する言葉を最後に持ってくる言葉遊び。

本来はもっと複雑な難しい物ですが、「同音異義語」「同訓異字」を使えば、「謎かけ」のさわりのところを感じることは十分できます。

YouTube「ねづっちチャンネル」で実際に見てみましょう。

初めて「謎かけ」を聞く人、すでに抵抗意識を持っている人もいると思うので、導入であまり難しいイメージを与えすぎず、「やってみよう」と思わせたいところ。

  • 「同音異義語」:「機械」「機会」など発音は同じだが、意味が異なる語。
  • 「同訓異字」:「暑い」「熱い」「厚い」など、同じ読み方だが、字が異なる語。

「同じ読み方をする漢字」のことです。

謎かけの前に、できるだけたくさんの「同音異義語」「同訓異字」に触れる

いきなり「謎かけ」を作りましょう!!だと、結構難しい。

「謎かけ」作りに行く前に、たくさんの「同音異義語」や「同訓異字」に触れましょう。これ結構大事。

もちろん教科書の問題やワークの問題演習でもいいですが、意外とおすすめなのが「漢字検定」の問題。

「漢検」の問題の中に、「同音異義語」や「同訓異字」の問題がたくさんあり「漢検」のホームページ上に無料で公開されているので、かなり便利。

タブレットが一人一台配布されているのであれば、そのまま解かせてみてもいいでしょう。

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「謎かけ」の作り方:苦手な人へのサポートが大切

準備がしっかりできたら、いよいよ「謎かけ」作りにチャレンジ。

「謎かけ」の作り方

  1. テーマを決める
  2. テーマから思いつく言葉を書き出す
  3. 書き出された言葉の中から、「同音異義語」「同訓異字」を探す
  4. 選んだ言葉をもとに、「謎かけの型」に当てはめる。

 

この4つの手順で行うだけです。

シンプルな謎かけであれば、これで十分作ることができるはず。例えば、、、

「予防接種」とかけまして、「車でのお出かけ」とときます。そのこころはどちらも「ちゅうしゃ(注射・駐車)」が必要です。

みたいな。

個人で作ったものを発表してもいいし、掲示してもいいし、グループ学習でもっと練り込ませてもいい。

作品一覧:まずは作ってみせることが大事

いきなり作りなさい!では取り組みにくい内容ではあるので、手順一つ一つ追いながら、実際に作ってみせるのがいいかもしれません。

そのこころには何が入るででしょう?

などと問題を出しながら進めると、イメージが掴みやすくなると思います。

作品例はこちら!

  1. 「コロナ期間の学校」「飲みかけのコーラ」:【あわない(合わない・泡ない)】
  2. 「クジラ」「歴史的勝利」:【ほえる(ホエール・吼える)】
  3. 「はげ」「10月」:【かみ(髪・神)が無い】
  4. 「コンサート」「日本の季節」:【しき(指揮・四季)】
  5. 「てるてる坊主」「虫刺され」:【はれる(晴れる・腫れる】
  6. 「幼稚園児」「避難訓練」:【おさない(幼い・押さない)】
  7. 「空手の初心者」「付き合いたてのカップル」:【すき(隙・好き)がたくさん】
  8. 「冷凍庫」「難しい問題」:【とけない(溶けない・解けない)】
  9. 「宝くじ」「ドッヂボール」:【あてたい】
  10. 「ハグ」「牛」:【ギュー】

「謎かけ」学習のメリット:辞書を引かせる・発表させる

  • 辞書をフル活用できる
  • 自然と周囲との会話が生まれやすい

「同音異義語」一覧表をもとに作るという手もありますが、せっかくならたくさんの言葉を知って欲しいですよね。

この学習のメリットその1は、「辞書を引くこと」が目的ではなく、学習の「手段」になるし、よりいい「謎かけ」を作るには「辞書を引く」しかないということ。

能動的に辞書をひき言葉を探す子供の姿が見られるようになります。

考えて考えてやっとできた「謎かけ」。

子供達は「誰かに伝えたくて仕方がない」「問題を出したく仕方がない」状態になります。

「難しい」と言われれば、わかりやすい言葉に変えようとするし、すぐ解かれたら、もっと難しい謎かけに挑戦しようとする。

友人のいい作品に出会えば、発想も広がる。

「対話」→「思考」→「対話」→「思考」

このプロセスが自然と起こりやすくなりますし、教員の声かけや働きかけで、活動はいくらでも活発化させることができます。

普段考えないところの「言葉」に触れる、普段出会わない「言葉」に出会う、絶好の機会になるはず。

子供のやる気をアップ!ノリノリで授業に臨む中学生向けの「国語の授業アイデア実践集」をまとめているので、参考にしてください!↓

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まとめ

小学校・中学校・高校、それぞれに「同音異義語」の学習があったと思います。

その単元の時でもいいですし、辞書の学習の時でもいい。

「謎かけ」という言葉遊びの中に、「言葉を知る」「対話する」というとてもとても大切な要素が組み込まれている学習になります。

ぜひ実践してみてください。

  • この記事を書いた人

Naoto

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