そもそも「税金」とか「保険」ってなんなの?
学校で「お金」について学んでこなかったしなぁ
新卒、初任給ゲット!!あれ、でも手取りってこんなもん??
知らず知らず支払わなければいけないお金って結構たくさんありますよね。でもその「お金」をめぐる仕組みを100%知っているかというと、なかなか難しい。
給与明細の「手取り」の欄ばかり目がいってしまいますよね。
本記事では、「お金の基本的な仕組み」「お金を貯めるための第一歩」についてまとめます。
この記事の内容は、『アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書』を参考にしています!
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お金の「基礎知識」をつけて、無駄な支出を防ぐ!
「お金」の知識がないと、いくら沢山稼いだとしても、どんどん湯水のようにお金が流れ出て行ってしまいます。
「副業」「投資」「FIRE」など働き方に関する選択肢が広がっている中なので、若いうちに基本的な知識を持っておいて損はなし。
「お金」の知識をしっかり持っておくと、下の図のように、無駄な「支出」を減らせます。上に乗った「豚さん貯金箱」も安全です。

しかし、知識がないと下の図のように「不安定」。
無駄なところに投資したり、出費したり。。。
せっかく集めた「豚さん貯金箱」がバリンバリン。。。悲しいです。

このレベルの内容を、アメリカでは高校生が学んでるの??
日本じゃ誰も教えてくれないのに!
社会人になっても、イマイチ税金とか、保険とかよくわかってない人も多いですよね。
勉強したいけど時間もないっていう悪循環に陥っている人も沢山いるはず。
作者:アンドリュー・O・スミス
MBA・法務博士。学生時代からお金、投資、資金計画に関するアドバイスを行い、ペンシルベニア投資同盟(アメリカで最も早い時期に設立された大学投資クラブの一つ)の設立に関わる。
『アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書』
学生時代からお金や投資に関わり続けているお金のスペシャリスト。
知らないと損「お金」の全て
- お金の計画の基本
- お金とキャリア設計の基本
- 就職・転職・起業の基本
- 貯金と銀行の基本
- 予算と支出の基本
- 信用と借金の基本
- 破産の基本
- 投資の基本
- 金融詐欺の基本
- 保険の基本
- 税金の基本
- 社会福祉の基本
- 法律と契約の基本
- 老後資産の基本
一言に「お金」といっても、ここの14項目挙げたように、幅広い知識が必要です。
実はこれ、『アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書』の見出し一覧です。
あなたはこの見出しを見て、どれくらい「説明」できそうですか?
なんとなくはイメージできるけど、「説明」しろって言われたら厳しいかも、、、
「具体的に」説明できるのは数えるほどじゃないですか?わからなくて当然です。学校では一切習ってこなかったんですから。
でも、これを知っている人と知らない人では、一生のうちで「損」する金額が変わってきます。
「お金」を貯めるために!
「お金のプロ」である作者が考える「お金を貯める方法」を、かなり噛み砕いてまとめました。もちろんこれだけじゃありません。「すぐに実践できそうなもの」だけを集めました。
1 ズバリ【我慢】
「お金を貯める」一番シンプルかつ堅実な方法がこれ、【我慢】
これかわいいーー!!欲しい!買っちゃお。ポチ。
こういう買い物をついついやってしまうのか、それとも「いや、本当に必要なものじゃないな」と思いとどまるのか。
マインドにおいて、金持ちと貧乏人の大きな差になります。
今日お金を使わないということは、明日お金を使う能力が手に入るということを意味する。(この場合、「明日」は「来月」でもいいし、「来年」でも「10年後」でもいい)。
『アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書』
貯金ができる人は、目の前に欲しいものがあっても、将来の大きな目標を達成するためにぐっと我慢する。
『アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書』
「将来の大きな目標」のために【我慢】できるかどうか。心に刺さる言葉ですよね。
うわー、昨日アマゾンでポチりまくったばっかだよ。。。
と、この本を読んだときに思ったのを覚えてます。
「貯金」は「未来の自分」への「投資」です。
将来楽しく生きる自分のため、家族のため、今を【我慢】することが大切ということです。
2 堅実な【投資】

もうすでに、食費も光熱費も節約して、我慢してるのに全然たまらない。。。
そんな人は、もう一度出費を見直すこと。さらにはその出費の中に「投資」を組み込むことをお勧めします。
着実に資産形成したいのであれば、毎月決まった額を購入する「積立投資」が一番いい方法だ。
『アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書』
著者が「一番」と断言するほど。
毎月1万円なら1万円、口座から引き落とされる仕組みを作るだけ。毎月一定の額を積み立てていくことで、株価に左右されず、長期的かつ比較的安定した積立ができます。
これを「個別株」ではなく、「インデックスファンド」を買うことで、リスクを抑え、さらに長い目で見たときに、運用成績もぐっと上がる!
なぜなら、衰退する企業はあっても、衰退する国はないから。
私は手取りが400万程度だった時からずっと、月2万円を「積立」に回しています。
初めからその2万円は「ないもの」として自動引き落としにしておけば、残った金額でやりくりしようとするので、全く苦じゃないです。
もっとローリスクローリターンなのは「債権」
「株」が「会社を所有」するのに対して、「債権」は「会社にお金を貸す」という意味合い。
「国債」であれば、国にお金を貸していることになる。この「国債」がもっとも安全な「投資」とも言われています。
FX・短期投資はギャンブル
原則は「ローリスクローリターン」。
短期間でお金が増えるものは投資といえど「ギャンブル」」と同じ。お勧めしません。
3 必ず一括【クレジットカード】

これから大切なことを言うので、よく覚えておいてもらいたい。「クレジットカードはいつも1回払いにすること」。
『アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書』
わざわざ大きな前置きをつけてまで書かれたこの文章。
今やクレジットは生活に欠かせないもの。だからこそそのカード選びや使い方は慎重に行え!ということでしょう。
クレジットカードの利息は高いです。クレジットでの支払いは1ヶ月間の無利息の借金をしているのと同じこと。
便利に甘んじない使い方、自分に合ったカードを使うことは、当たり前だけど結構大事なことなんです。
ちなみにリボ払いは、ダメ、絶対。(経験者は語る)
4 【生命保険】は要らない

ここで強調しておきたいのは、若い人のほとんどは生命保険は必要ないということだ。
『アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書』
じゃあいつ入るの??ズバリ「子供が生まれた時」。
全ての生活を親に依存することになる「子供」、もし突然親がいなくなってしまったら、その「子供」のその後の人生はどうなるか。かなり困窮します。
子供に辛い思いをさせないために、「子供が生まれたら加入」しましょう!
「あなた」はいくら?自分自身に投資を!

キャリアに関する教育やトレーニングは、就職したらそこで終わりではなく、働く限りはずっと続けていかなければならない。学ぶのをやめなかった人は、たいていキャリアで成功して稼げるようになっている。
『アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書』
本当に大切なのは喜びと幸せに満ちた意義深い人生を送ることであり、お金はその手段でしかない。
『アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書』
お金を貯めることはものすごく大事!
お金が全てじゃないよ!!結局は人情だよ!!
確かにその通りでもあるけど、、、世の中は「お金」がないとできないこともたくさんありますもんね。
その「お金」を貯めることと同じくらい、いや、それ以上に大切なのが「自分の価値」を高めること。
「自分の価値」は実はそのまま、キャリアと収入にもつながります。
「あなたを「買う」としたら、いくら出したいですか?」
200万?1000万?1億??
「お金」を稼ぐのも「自分」。「お金」を稼ぐマネーマシンを作るのも「自分」。
結局は自分への投資「自己投資」が、お金に直結してくるのかもしれません。
【セキュリティ対策】金融詐欺に注意
今後、お金を稼ぐとなったときに間違いなく必要なのが「インターネット」。スマホ、タブレット、パソコンが必要不可欠。
カフェなどで仕事をする人もかなり増えてきてますよね。
そういうあなたに注意して欲しいのが、「金融詐欺」。
『アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書』にも「ネット詐欺」や「なりすまし」など、お金に関する詐欺について多数書かれています。
この詐欺の被害者は、たいてい不正に気づかず、そして気づいたときはすでに手遅れだ。
『アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書』
個人情報を盗む犯罪でよく標的になるのが、クレジットカード番号だ。カードで買い物をしたときのレシートから番号が盗まれることもあれば、カード番号を伝えた電話が盗聴される、お店のカード読み取り機に仕掛けがあり、そこから盗まれる、カード情報を保存したデータベースがハッキングを受けるといったこともある。
『アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書』
こういう事例は世界中で起こっている。特に公衆Wi-Fiには注意が必要でしょう。
こういった金融詐欺を防ぐために、【Norton(ノートン)セキュリティソフト】
「一事が万事」にならないように対策もしておくといいですよ!!
まとめ
『アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書』からお金に関する基本中の基本のところを私なりにまとめました。
まずは、基本を抑えておくと、今後お金のことで大きな失敗をする可能性も減らせるし、無駄な出費も減らせるかもしれませんね。
自分の「お金」についてもう一度考えて見ましょう!
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