GAFAって何?何がすごいの?
世界の4大企業「GAFA」(Google、Apple、Facebook、Amazon)。
なぜこの4つの企業はこれほど世界を席巻しているのか。収益はどうなっているのか。
本記事では、「GAFAとは何か」「GAFAのそれぞれの強み」「GAFAが稼げる仕組み」について図解を交えながら簡単に解説したいと思います。
また、本記事は『世界最強4大企業GAFA 「強さの秘密」が1時間でわかる本』を参考にしています。↓
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世界4大企業「GAFA」の共通点
- サイバー空間の支配
- 独自の強みを発揮
- プラットフォーマー
4つの企業が世界のトップに君臨し続ける理由でもある共通点がこの3つ。
国境を越えるサイバー空間のなかで、自分たちの「専門領域」で、特化したことを提供しています。
わかりやすいように図にまとめてみました!
詳しくは下の方でまとめますが、例えば「APPLE」なら、国境を超えてスマホ市場を獲得しています。「Google」なら「検索市場」。
「世界」という闘う場所は同じでも、それぞれ提供する「分野」が異なっています。
ただ、上の図解のような3つのポイントは、4つの企業で共通。つまり、稼ぐ会社に欠かせない要素となっています。
それでは、一つずつ特徴(強さ)をまとめましょう!
4大企業「GAFA」それぞれの強さ
簡単に図にまとめてみました。
どのように稼いでいるのか、さらに詳しくみてみましょう!
Google 「世界の情報を整理する」
Googleの強さは何といっても「検索市場」。
グーグルは、検索結果の画面に、検索結果とともに利用者が入力したキーワードと関わりの深い広告を表示する。このグーグル広告がグーグルの強力な武器だ。
『世界最強4大企業GAFA 「強さの秘密」が1時間でわかる本』中野明
「留学 オススメ」で検索したときの検索画面。1ページ丸々「広告」が表示されます。
この広告の順番はどうやって決まっているのか。
「入札額」×「サイトの品質」
広告主は、キーワードごとに「入札」をする。
その「入札額」に応じて、検索順位が決まりますが、それだけではありません。悪質なサイトが上位表示されないために、「サイトの品質」も加味して、検索順位を決定している仕組みです。
グーグルアドセンス
ブログやYouTubeなど、文章や動画の途中に「広告」が表示されるもの。
個人が運営するサイトやブログ、YouTubeにも広告を貼ることができます。ちなみにこの記事の途中に表示される広告もこの「グーグルアドセンス」。
このように、「広告」一つがグーグルの大部分を占めています。
そんなグーグルには毎年100万人から300万人の入社希望があるそう。
ただ、採用されるのはわずか0.25%程度!?恐ろしい。。。
Apple 「世界をデザインする」
Appleの強さは、言わずともわかりますね。「iPhone」です。
ジョブズは世界のファッション都市にアップル・ストアを次々と設置し、一流ファッションブランドと同等の高級感を確立するのに成功した。
『世界最強4大企業GAFA 「強さの秘密」が1時間でわかる本』中野明
「高級感」が確立されたことで、人々は、「使う」ためではなく「見せびらかす」ために、アップルの製品を手にするようになりました。
「見せびらかす」ため、ということは、多少値段が高くてもついつい買ってしまいます。
だからアップルは「製造コストを抑え、販売価格を高く」iPhoneを販売することに成功しているんです。それをわかりやすくグラフに起こしてみました。下の図をご覧ください。
スマホの出荷台数シェア14% 利益シェア62%
ん?上の数字おかしくない?
出荷台数シェアと利益シェアの割合に差がありすぎるじゃん。。。
でもこれが、アップルが稼ぐ仕組み「製造コストを抑え、販売価格を高く」。
「デザイン思考」を駆使し、「高級ブランド」としての地位を確立したために、低コスト高リターンを実現したんです。
「デザイン思考」についてはこちら「【デザイン思考】について簡単図解!「デザイン思考」に必要な5つの力を解説します」の記事を参考にしてください。
facebook 「世界24億人の承認欲求を支配するSNS」
フェイスブックは登録者数24億人。単純に世界の3分の1の人が登録している計算。。。
そんなフェイスブックもグーグルと同様に「広告」が稼ぎ頭なんです。
なんと売り上げの割合は「98.5%」が「広告」によるもの。
フェイスブックがグーグルをも凌ぐパワーを有しているのは、同社が持つターゲティング広告の精度にある。その基礎にあるのがフェイスブックの実名登録精度だ。
『世界最強4大企業GAFA 「強さの秘密」が1時間でわかる本』中野明
登録者の趣味や性別、年齢に合わせた「ピンポイント」の広告表示ができるのがフェイスブックの最大の「強み」。
フェイブック創設者のマーク・ザッカーバーグは、元々ハーバード大学生専用にこのフェイスブックを構築。瞬く間に利用者が増え、現在の形に至りました。
Amazon 「EC(電子商取引)の巨人」
アマゾンの強みは「EC(Electronic commerce)電子商取引」。
買いたいもののほとんどは「アマゾン」で完結する世の中ですもんね。
アマゾンでは、顧客第一を前提に、長期的視点で圧倒的シェアを獲得することを目指す。
『世界最強4大企業GAFA 「強さの秘密」が1時間でわかる本』中野明
圧倒的な「品揃え」と、圧倒的な「低価格」。これがアマゾンの基盤。
この基板をそのまま、AWS「アマゾンウェブサービス」にも導入しました。
AWS「アマゾンウェブサービス」とは、アマゾンが自社のために作ったサーバーシステムを、Amazon以外の企業に貸し出すこと。
「高品質」かつ「低価格」のサーバーを貸し出すことで、「サーバーを貸し出そう!」とする他の企業が入り込む隙間をなくしていきました。
業界一の低コスト体質を武器に、価格競争でライバルを圧倒することを目指す。
『世界最強4大企業GAFA 「強さの秘密」が1時間でわかる本』中野明
アマゾンはこうして、徹底的に他企業を排除して、今の地位を獲得しています。
Appleとは全く逆の戦略といえるでしょう。
「GAFA」からみる「稼げるビジネス」とは?
成功するビジネスはどれも体の三つの部位のどれかに訴えかけるものだ。
『the four GAFA 四騎士が創り変えた世界』スコット・ギャロウェイ
ここでいう体の三つの部位とは「脳」「心」「性器」。具体的にGAFAがこの三つの部位にどう訴えかけているのかをまとめたものが下の画像。
- 「脳」:知的欲求・コスト削減
- 「心」:人と人との繋がり
- 「性器」:権威や美しさ
このいずれかに訴えかけることがビジネスとして成功する鍵ということです。
終わりに
今回は『世界最強4大企業GAFA 「強さの秘密」が1時間でわかる本』についてまとめました!
1%程度しかまとめられてませんが、それぞれの企業の「強み」「稼ぎ頭」を中心に書きました。
なんでも成功者を真似することが大切です。
さらに詳しく知りたい方は、本を手に取っていただいた方が良いかと思います。
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