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教師の知恵

【受験対策ノート】めちゃめちゃ頭に残る受験ノートの効率の良い作り方(オススメ)

30/11/2020

Naoto

Japanese Language Teacher🇯🇵【日本語教師】(used to be a Junior high school Japanese teacher/元中学国語教師) World Trip🌎/Education✏️【旅行・教育について】

「受験対策ノート」作ったけど、長続きしないんだよな
まとめることに満足して、イマイチちゃんと活用できていない気がする

そんな人もかなり多いはず。

本記事では、「効率よく、頭に残る「受験対策ノート」作り」のポイントについてまとめています!。

「受験ノート」の最終目的は「必要な知識を定着」させること

まず、「受験対策ノート」まとめで、「絶対にやってはいけないこと」を4つ、図でまとめました。

ノートまとめのNG

  • 綺麗な字でまとめる
  • 教科別にノートを作ってまとめる
  • 色分けしながらまとめていく
  • 文章でつらつら書き連ねる

この4つは、絶対にやってはいけません。

「受験対策ノート」を作成する一番の目的は「知識をインプット」すること。

なんとなーく「受験対策ノート」を作り始めると、ついついやってしまいがちなことですが、実はそれは遠回りになってしまう可能性があるんです。

ノート作りで大切なこと

ポイント

  • まとめただけで満足しないノートづくり
  • 一目でキーワードが見えるノートづくり
  • 「まとめる時間」より「見る時間」を意識したノートづくり

「インプット」するという最終目的に、最短距離で近づくためには上の3点が大切。

短時間で反復することに特化したノートです。

大切なことはわかったけど、なんで最初の4つはだめなの?

「綺麗な字」「教科別」「色を使う」「文章」の4つが「ダメ」な理由

大前提として「受験対策ノート」は、「あなただけのもの」。「誰かに見られる用」に作っているわけじゃありません。

1 綺麗な字で書くな

時間の無駄。誰かに見せるわけでも、綺麗に書いて評価が上がるわけでもない!

「自分だけが読めればいい」ので、同じ時間でも少しでもたくさん書いたほうがいいでしょう!

どうしても綺麗に書きたい!じゃないとやる気が出ない!

そういう人は丁寧にまとめてもいいと思います。が、自己満足で終わらないように注意!

2 教科ごとにまとめるな

時間の無駄&効率が悪い。

教科ごとのノートを分けたり、ファイルに教科の名前を書いたラベルを貼ったり。

実はこれ、かなり効率が悪いノートまとめなんです。

脳にインプットするには「反復」が欠かせません。家族の名前を忘れないのも、小さい頃からの「反復」の成果です。

とすると

反復が命

  • 一冊のノート:毎回全教科の内容を目にすることができる
  • 教科別ノート:その教科の内容のみ目にすることができる

ノートをとるときは大体無意識に1ページ目からめくります。その時に目にする些細な情報でも、毎回目にすれば自然と頭に残るようになります。

だから「教科別のノート」よりも「一冊のノート」にまとめたほうが、圧倒的に効率がよくなります。

それに、5冊のノートを持ち歩くのも面倒ですし。そのノートを探すのもまたタイムロスです。

3 色を使うな

赤以外の情報が頭に入らない。

「ここ一番重要だから「赤」。ここはその次に大切だから「青」で書きなさい。」
そうずっと先生に言われ続けてきましたよ!なんで色つけちゃダメなんですか!?

確かに。では

「赤文字で書いた言葉以外の言葉は覚えてますか??」

難しいですよね。

目に入れる情報に、優劣をつけると、「劣」の方は覚えにくくなってしまうんです。

だからノートに書く時は全て「黒一色」。

さらに言えば、色をつけなくていいほど、キーワードを選定してノートにまとめるのがベストです。

4 文章で書くな

時間の無駄。

「校長先生の話は好きですか?」

私はずっと嫌いでした。「長い」から。

いくらいい話でも「長い」だけで拒絶反応が起こります。

文章も同じで、「長い」だけで「読む気」が失せますよね。この時点で脳みそは「おやすみ」状態です。

メモ例

「織田信長は桶狭間の戦いで今川義元を撃破した」

「信長 桶狭間 今川義元」

そんで今川義元にでっかく「✖️」をつけてやればいい!

時短かつシンプルなノートができますよ!

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「最高の受験対策ノート」

ポイント

  • 黒一色
  • 大きな字
  • 単語だらけ

私だったらこんな感じでまとめるかなと思います!自分が見てわかればOK!

まとめるのに使った時間はざっと「3分」程度。

あえて「空白部分」を作ることで、いくらでも「追加」できるし、出来事同士のつながりがわからなければ、「疑問」を持って、もう一度「調べる」ことができます!

一日一回パラパラめくろう!

これを毎日「見」よう!

いいですか?

「読む」でも「理解する」でもなく、「見る」

人の名前はいつの間にか覚えているものですよね。それは何度も何度も飽きるくらいその人の名前を「見た」からです。

人間は大体7回繰り返したら覚えるとも言われています。

1ページ3〜5秒くらいでいいでしょう!ほんと短時間でいいから毎日「見る」ことがものすごく大切!

「声」に出すとさらに効果大!

「寝る前に見る!」「休み時間の間に見る!」「トイレで見る!」

なんでもいいです!とにかく「毎日見る」

これが最高の「受験対策ノート」の活用です。是非実践してみてください!

  • この記事を書いた人

Naoto

Japanese Language Teacher🇯🇵【日本語教師】(used to be a Junior high school Japanese teacher/元中学国語教師) World Trip🌎/Education✏️【旅行・教育について】

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