せっかくなら、カルタ作りから楽しんでもらいたい!
効率よくカルタ作りをしたいけど、どうしても時間がかかる・・・
国語の授業の中でも、子供達が意欲的に取り組む「カルタ」。
「ことわざ」「故事成語」「慣用句」「古語」。。。などなど、結構なんでも「カルタ」で楽しみながら覚えさせることができますよね。
そのカルタを自作するとなると色々と手間も時間もかかりますが、今回は「スプレッドシート」を使って「30分」で、カルタを作る方法をお伝えします!
作り方はズバリ、「【Google Classroom】内で【スプレッドシート】を、【共有】して公開・編集する。」方法です。
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用意するもの!
準備
- カルタ大にカットした画用紙(必要枚数)
- スプレッドシート(Google Classroom)
100均にも、「ことわざカルタ」とか売ってますよね。でも、少しでも子供たちに興味を持って楽しみながら、取り組んでもらうには、やっぱり自作が一番!
スプレッドシートの共同編集を使えば、作る手間もかなり削減できますよ。
スプレッドシートの使い方(授業前準備)
1 スプレッドシートを作成する

Googleのアプリの中から、「スプレッドシート」を選択。
新規で開きましょう。
2 児童(生徒)の人数に合わせた枠を作る

在籍数に合わせたシートを作りましょう!
最終的には、このシートをこのまま暗記用として印刷して、子供たちに配布するので、「A4」「B4」サイズで作成するのがベスト!
指導者側が覚えて欲しい言葉を入れられるように、在籍数+αで作成しておくと良いですよ!
3 作成したクラスルームに投稿する

「作成」をクリックして、「課題」を選択しましょう!

手順
- 「追加」をクリックし、スプレッドシートを添付する
- 「生徒は編集可能」に設定する。
特に大事なのが「生徒は編集可能」にしておくこと。
これを忘れてしまうと、かなり手間がかかるので、忘れずに設定しましょう!!
4 課題作成ボタンを押す
ここまで出来たら、右上の「課題作成」ボタンを押すだけ!
これで授業前の準備はおしまいです。
実際の「授業の流れ」は?
授業の流れ
- 一人一つ気に入った「ことわざ」を選ばせる。
- 選んだ「ことわざ」と「その意味」をスプレッドシートに記入させる。
- 選んだ「ことわざ」を、グループの分だけカルタカードに書かせる。
1 一人一つ気に入った「ことわざ」を選ばせる。
一覧表を配布してもいいし、PCがあれば、調べさせてもいいので、一つ子供達に選ばせましょう。
そうすることで、自分が選んだものは絶対とろう!とやる気になってくれる子が多いですよ。
子供達が選ばなかった「ことわざ」で、これは覚えておいて欲しいな!というものがあれば、教師側で追加で選ぶと内容もぐっと深まります。
2 選んだ「ことわざ」と「その意味」をスプレッドシートに記入させる。

「出席番号」のところに、自分が選んだ「ことわざ」とその意味を書かせましょう!
一人一台タブレットがあるなら、それを使って。
なければ、4、5台準備して、「ことわざ」を選んだ人から入力しにきて!!ってするとスムーズに進むと思います。
「共同編集中」の場合、誤って他の人の言葉を消してしまうと、元に戻せなくなることもあるので、注意するよう促しておくといいですよ。
人数が少ない学級は、一人二つとか三つ選ばせてもいいし、先生が追加して調整してもいいと思います!
3 選んだ「ことわざ」を、グループの分だけカルタカードに書かせる。
カルタ対決をするグループの数が4つなら、4枚。6つなら6枚。カルタカードに、選んだ「ことわざ」を書かせましょう。
「意味」は書かなくて構いません。
4 完成したスプレッドシートを印刷・配布
最後に、完成したスプレッドシートを印刷しましょう!
次の授業で、その紙に書かれた意味を先生が読んで子供達がとる。
事前に配布しておけば、頑張って覚えてくる子もいるはず。
こうすれば、教師一人でことわざの意味を準備したり、読み札を準備したりする必要もなくなるし、子供達も楽しみながら活動に取り組んでくれます!
あとは、それぞれが作ったカルタカードを各グループに配布しましょう。
「自作」するメリットは大きい!
自作のメリット
- 子供自身が興味のある言葉を選べる
- 最低1枚(自分が選んだカード)はほぼ確実に取れる
1 子供自身が興味のある言葉を選べる
一番のメリットは「子供自身で学習を進めていける」こと。
さらに自分が興味のある言葉をピックアップしたり、カルタカードを作成したり、カルタ大会に向けて暗記したり、活動の中にいくつもの「反復」の要素が組み込まれるので、定着もしやすい活動です。
教員がやるのは、事前のスプレッドシートの準備と、読み札を読むことくらい。
そのクラスだけの活動ができる面白味があります!
2 最低1枚(自分が選んだカード)はほぼ確実に取れる
また、暗記が苦手な子、引っ込み思案の子でも、ほぼ間違いなく自分が作ったカルタカードは取ることができるというのも大きなメリット。
「せめて自分のだけは!!」っていう心理も働くし、1枚取れたら2枚3枚と欲も出てきますからね。
どんどん深まっていく活動です。
まとめ
今回が、「国語の授業」の一つとして、「ことわざカルタの作成」についてまとめました。
クラスルームとスプレッドシートがあれば、準備も含めて簡単に出来ますよね!
子供のやる気もアップするし、教員側の負担も減らせると思います!ぜひ活用してみてください!
アイデア授業
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