「失敗は成功のもと」
耳にタコができるくらい言われてきましたが、本当に「成功」につなげるために必要な考え方やリーダーとしてぼ役割について、まとめました!
本記事を読むと、「失敗の要因」さらに「失敗を生かす取り組み」を知ることができます。
ポイント
Googleクラスルームを使って、小テストの作成&自動採点ができます!「テスト作成の方法と注意点」をまとめているので参考に↓
-
-
【Google Classroom】「フォーム」を使って小テストをする方法(自動採点)(小テストの「種類」「使い分け」)
子供達に「小テスト」をしたい! 丸付けが大変だから、自動で採点できる仕組みを作りたい。 今回は、【Google Classroom】の中で、「小テスト」をする方法をお伝えします。 「小テスト」をするに ...
続きを見る
「「失敗」は別に「悪」くない」ってどういうこと?

もちろん「悪い」失敗もあります。明かな不注意とか、準備不足とか、そういった「失敗」もありますが、ちゃんと突き詰めて準備したのに「失敗」してしまった時、それは「悪」くはない場合があります。
失敗の種類
- 避けられないもの
- 失敗した方がマシなもの
- 組織ぐるみで失敗したもの
いわゆる「仕方がない」失敗もあるということ。
特に「組織ぐるみでの失敗」に関しては、どこが問題なのか、誰が問題なのかがわかりにくく、なかなか次の「成功」に生かしにくい「失敗」です。
「失敗」の要因
「失敗」と「成功」の定義は難しいですが、「失敗したなあ・・・」って感じる時には、大抵その「要因」がどこかにありますよね。
【失敗は成功のもと】という言葉がありますが、「成功」につなげるためにはまずはその「要因」をはっきりさせましょう!
次の図は『デザイン思考の教科書』(ハーバード・ビジネス・レビュー)をもとに作成しました!

失敗の要因には、上記の9つがあります。
今回の失敗はこれだ!!って分析することってなかなかないと思いますが、おそらくどこかに当てはまるのではないでしょうか?
まずはこの「要因」を突き詰めることが大切です。
できるリーダーは「失敗」を生かす

発見するのが我々の仕事である。失敗するのが早ければ早いほど、成功も早くなる。
『デザイン思考の教科書』(ハーバード・ビジネス・レビュー)
ミスがあった時に、「誰が失敗したのか」ではなく、「何が起こったのか」に目を向けられるかどうか。
ここが、「できるリーダー」と「できないリーダー」の瀬戸際となります。
その「失敗」が怒ってしまった「要因」はなんなのか。そこを積極的に追求して、迅速に「成功」につなぐための対策をする力は、マネージャーやリーダーに欠かせない力と言えます。
でもなかなか失敗って、見つけにくいものですよね。失敗した本人も、目上の人には言いたくないでしょうし。些細なものなら見過ごされていくんじゃ。。。
「教室は間違えるところですよ」そう教わってきましたが、やっぱり誰でも「失敗」はしたくないし、「失敗」を人にバレたくもないですよね。
それでも、組織の発展のためには「失敗」の発見と追求は必須条件です!
そんな時に使えるのが「赤・青・黄」の三色カード。
具体的な実践「青・赤・黄」

手順
- 3色の報告書(付箋等)を準備
- 青:良好な場合 黄:注意が必要な場合 赤:問題がある場合
「青」しか出てこない状況を許さないこと。
これが一番のポイント。なんとなく、大事に至らないからということでスルーしてしまっていることがあるはずなので、まずはそこに気づく「視点」から養っていく手法。
こうすることで、些細な「失敗」とそれが起こった「要因」に目をむけ、改善につなげることができます!
終わりに
どんなミスも何かを教えてくれる。だから本当はミスなんてない。学ぶことがあるだけ。
ニッキ・ジョバンニ(詩人・大学教授)『自分で「始めた」女たち』
「失敗」の発見・分析能力と、リードーとしての能力は、切っても切れない関係にあります。
3色カードを使ったり、ちょっと近くの些細なところに目を向けてみましょう!
この記事は『デザイン思考の教科書』を参考にしています。