Googleドキュメントを使って「原稿用紙」で文章を打ちたいんだけど見当たらない・・・どうやったらできるの??
結構多くの人がつまづいているのではないでしょうか。
特に、「G suit for Education」が導入された学校現場の「国語」先生方、頭を抱えますよね。「Word」なら簡単にできるのに!
結論:「原稿用紙」設定できません。
う、嘘だろ、おい。。。
私も絶望に打ちひしがれました。なんとかできないものかと、調べまくりましたが、「Google ドキュメント」ではどうにもできなさそうでした。
調べまくった結果と、自分で模索した結果を今回「代替案」としてお伝えします!
【Google ドキュメント】で「原稿用紙」を使う2つの「代替案」
2つの「代替案」
- 「表」機能を使う
- 原稿用紙の「画像」を貼り付け、「テキストボックス」を挿入する
1 「表」機能を使う
「20✖️20の表」を作成し、「原稿用紙」っぽく見せるやり方です!
①Googleドキュメントを「横」にする
「ファイル」→「ページ設定」
「ページの向き」→「横」
これで「横向き」のシートにできました!
用紙の「余白」もここから設定できるので覚えておくと便利ですよ!
②20✖️20の「表」を挿入する
「挿入」→「表」→「20✖️20」
これで「原稿用紙」と同じような「マス目」を作ることができました!
でもただ挿入したら、表がはみ出てしまうので調整しましょう!
③サイズを調整する
表を1ページにきれいに収めるには、次の2つのやり方があります。
表をきれいに収めるには
- 文字サイズを小さくする
- 余白を狭くする
表を全選択して、文字サイズを7、8Ptくらいまで小さくすると、きれいにおさまるんじゃないかと思います。PCによってサイズは異なるかもしれないので、調整してみてください。
もう一つは「余白」。さっきの「ページ設定」のところから調整できます。
2 原稿用紙の「画像」を貼り付け、「テキストボックス」を挿入する
2つ目の方法は、原稿用紙の「画像」を貼り付け、その上に「テキストボックス」を挿入し、ちょうどマス目に合うように文字を入力していく方法です。
「表」と比べると、入力時間は圧倒的に「短縮」できます!が、準備がちょいと大変なんです。その準備だけで5分〜10分くらいは確実にかかると思います。
でも、入力時間は「表」よりも短縮できるので、個人的にはこっちのやり方が好きです。
①Googleドキュメントを「横書き」にする
「ファイル」→「ページ設定」→「ページの向き」→「横」
先ほどと同じやり方です。画像は上を参考に。
②「原稿用紙」の画像を貼り付ける
「挿入」→「画像」orそのままドラッグ
真ん中に「余白」があるものでも、ないものでもどちらでも構いません。
ここで画像の大きさを調整しておきましょう!
③「テキストを折り返す」
「画像をクリック」→真ん中の「テキストを折り返す」
「テキストを折り返す」にしておくと、この後「テキストボックス」を画像の上に置くことができるようになります!
④テキストボックスを挿入する
「挿入」→「描画」→「新規」
実は「Googleドキュメント」には、「テキストボックス」というものはありません。しかも「Word」みたいに、ぱっと挿入してぱっと編集できるものでもないんです。
ちょい面倒ですが、、頑張りましょう。
「新規」をクリックすると次の画面が出てきます。
「T」を押してテキストを入力、右上の「保存して終了」をクリック。
ちなみに「縦書き」設定はありませんので、青枠を縦長にして「縦書き」っぽくしましょう!
そうするとやっと、ドキュメントに文を挿入することができます!
・・・もうひと踏ん張りです。頑張りましょう!
⑤「テキストを折り返す」
「テキストボックスをクリック」→「テキストを折り返す」
上の画像では、すでに原稿用紙の画像の上にテキストボックスが載っていますが、画像とテキストボックスの両方を「テキストを折り返す」に設定して初めて、2つを重ねることができます!
⑥文字の大きさ・幅を調整する
文字がマス目にきれいにハマるように調整しましょう。やり方は2つ。
- 外側の青枠を引っ張って調整
- 文字サイズを調整
結構難しいです笑
がこの2つをいじっていたら、なんとなくできるはず!20文字全部、⬜︎のど真ん中に配置するのは至難の技かもしれないので、ある程度で妥協するのも大事ですよ笑
⑦20行分、コピーして貼り付ける
テキストボックスの「コピー」→「貼り付け」→配置
みた感じ普通の「原稿用紙」に見えますよね。
え、なんで20行分もコピーしないといけないの?行間と文字間調整すればいけるんじゃないの??
それが、できないんです。なぜなら「Googleアプリ」に「縦書き」がないから。
なので、ひたすら「縦」に入力していくと、左→右に文が進むことになります。
詳しくは【「縦書き」できないGoogle「スライド」「ドキュメント」「スプレッドシート」(対策)】を参考にしてください!↓
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「縦書き」できない⁉︎Google「スライド」「ドキュメント」「スプレッドシート」の裏技
え、Googleのアプリって「縦書き」どうやってやんの? Microsoftに慣れている人なら、みんなつまづいてしまうこの小さな小さな段差。 いくら探しても見当たらない。。。 それもそのはず! Goo ...
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⑧1行ずつ、入力する
テキストボックスを「クリック」→「編集」
1行20文字ずつ入力していくことになります。
あとで編集したりっていうのには向いていませんが、「表」よりは便利かなーと思います。
これで2種類の「原稿用紙」設定の仕方の説明は終わりです!
最後に「表」と「画像挿入」それぞれのメリット・デメリットをまとめます!
「原稿用紙設定」それぞれのメリット・デメリット
「表」の場合・・・
「表」のメリット
- 作成がものすごく便利
「表」のデメリット
- 1文字ずつしか入力できない
「表」で作る場合、マス目の下地作りは、簡単だけど、その後の文字入力は果てしない作業・・・。
「画像挿入」の場合
「画像挿入」のメリット
- 「入力」が早い
「画像挿入」のデメリット
- 準備に時間がかかる・・・
こちらは「表」とは逆。準備に時間はかかるけど、「入力」は比較的早くできます!
まとめ
2つの方法をやってみた結果、どうしても「Google ドキュメント」で原稿用紙設定をしたければ、個人的には「画像挿入」の方がおすすめ。
準備はちょっと大変ですが、入力は10倍速で進めることができます。
もしどうしても「Googleドキュメント」を原稿用紙として活用したい場合は参考にしてください。
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