最近よく耳にするようになったけど、「デザイン思考」って結局何なの?
「デザイン思考」が大事なのはわかったけど、私に「デザイン思考」があるとは思えない。
今回のテーマは「デザイン思考」。最近よく耳にするのは自分だけでしょうか。『デザイン思考の教科書』に基づいて、「デザイン思考」とは何か、そして、「デザイン思考の持ち主とはどんな人物か」についてまとめていきたいと思います!
「キングダム」流コーチング
漫画キングダムに登場する人物の言動に焦点を当てた「コーチング」本。キングダムファンならすんなり「コーチング」の理論が頭に入りますよ!↓詳しくは下の記事にまとめています↓
-
-
『キングダム』流「コーチング術」/「キングダム」の登場人物から学ぶリーダー論!
漫画で「コーチング」を学ぶってどういうこと? コーチングのプロが近くにいてくれたら!その実践方法をそばで見れたら・・・ いやいや、身近にいるじゃないか。生身の人間じゃないけど、ものすごくわかりやすいお ...
続きを見る
「デザイン思考の持ち主」はズバリこんな人

ポイント
- 感情移入
- インテグレーティブ思考
- 楽観主義
- 実験好き
- 協調性
この5つのうち、いくつ当てはまりましたか?
こういう「性格」というか「人物」が、いわゆる「デザイン思考」の持ち主ということです。
さて、なぜこのような性格や思考の持ち主が重要視され始めたのか、それについてまとめましょう。
なぜこの5つが必要か
「デザイン思考」って?
続いては「デザイン思考」とは何か、について。『デザイン思考の教科書』には
デザイナーの感性と手法を用いて、人々のニーズと技術の力をとりもつ
『デザイン思考の教科書』
と書かれています。簡単にいうと
「デザイナーが、ものを「デザインする」にあたって用いる思考の過程」
のこと。この「思考法」をデザイン以外の分野でも当てはめて考えてみましょうよ!そしたらもっともっと顧客に合ったいいアイデア生まれますよ!というのが「デザイン思考」普及の背景です。
先ほど「デザイナー」という言葉を使いましたが、そもそもは、そのデザイナーの「価値の変化」から始まっています。
「デザイナー」の価値の変化

「口紅」を「デザイナー」として表しています。
ある物やサービスが生み出されるまでの過程を「着想」「観念化」「実現化」という流れで表しました。そのときに、「かつて」のデザイナーが登場するのは、物やサービスが完成した「後」のこと。
完成した「後」に、それを消費者に知ってもらうための「デザイン」としての役目がデザイナーにはありました。が、それが現在は形を変えました。
「デザイナー」が登場するタイミングがものすごく早くなりましたよね?
単なる【化粧】としての役割から、消費者のニーズに合ったものを【創出】する役割に変化してきたのです。
デザイン思考に「5つの力」が必要な理由
単なる【化粧】であれば、別に「協調性」とか「感情移入」とか、大して必要のない部分のように思えます。そかし、【創出】となれば話は別。
本当により良いものを生み出すには、他者の協力が必要不可欠ですから。
「新しいものを生み出す」「誰も思いつかないものを生み出す」
そう考えると、さっきの5つの力「感情移入」「インテグレーティブ思考」「楽観主義」「実験好き」「協調性」が「デザイン思考の持ち主に必要不可欠」というのは、何となく納得できますよね。
じゃあ、どうやった「デザイン思考の持ち主」になれるの??
「デザイン思考の持ち主」を育てるためには
拡散的思考を奨励し、曖昧さを許容する。
『デザイン思考の教科書』
いい意味での「管理不行届き」。これが「デザイン思考の持ち主」を育てるのに必要不可欠です!
それはそうですよね。
「これを明日までに仕上げなさい!」「今週の業務は、これとこれとこれです!」「このタスク終わったか?」
こんなことされたら、「楽観主義」でいるわけにもいかないし、「実験」なんてもってのほかですからね。基準が難しいところではありますが、「新しいものを生み出す」「新しい風を吹かす」そのための「管理不行届き」は欠かせないと思います。
まとめ
今回は『デザイン思考の教科書』についてまとめました。
ぶっちゃけかなり難しい内容でした笑 何とか理解できたところを、今回まとめたので、実際の内容の10分の1も理解できてないかもしれません。笑
ただこれからもっと普及してくるであろう「デザイン思考」。その概略でも理解しておくと、ちょっと人よりリードできるかもしれません。