動画をカットして「点線」になったところを元に戻したい!
本記事では、「Final Cut Pro」における、「カットした動画」を元に戻す方法についてまとめています。
「間違ってカットしちゃった!」
「点線が気になる・・・」
そんな方はぜひ参考にしてください。
記事の内容
- 誤って削除した動画を「元に戻す」方法
- 復元の「時短テクニック」について
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「復元」する2つの方法
「復元」する方法
- 「command」+「Z」
- 動画をコピー&ペーストする
厳密にいうと、「復元」という操作はありません。(自分が調べた限りでは・・・)
「復元っぽい」操作はもちろんできるので、上にあげた2つの方法は「復元っぽい」方法です。
1 「command + Z」

1つ目の方法は、「commnad」+「Z」を押す方法。
これは、Final Cut Proに限らず、「PCの基本機能」で、「1つ戻る」意味があります。
なので、カットした直後であれば、この方法が一番楽!
カットした部分は「点線」表示に。その部分にカーソル(縦の赤い線)を合わせ(←合わせなくてもできます、すみません)「command + Z」を押すと、元の一本の動画に復元することができます。
「カット」した後に、いくらか操作をしてしまうと、それら全ての操作を戻さないといけないので、あくまでも「カットした直後」の操作になります。
2 動画を「コピー&ペースト」する
2つ目の方法は、動画を「コピー&ペースト」する方法。
手順
- カットした動画を「コピー」して、その動画の真下に「ペースト」する
- 同じ長さになるように、動画を引き伸ばす
- カットされた動画を削除する
これだけ。
簡単にいうと、カットする前の動画を「挿入し直した」ということになります。
これも、「復元」ではないので、例えばすでに動画に「エフェクト」などを入れていた場合、もう一度入れ直さないといけないというデメリットがあります。
↓

最後、点線がなくなったことを確認しましょう!
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もっと効率よく「復元」の操作を行う方法(カスタマイズ)
「command」+「Z」を押せば元に戻せますが、このボタンを2つ押す操作から、1つ押す操作に変更することができます。
些細な変更ですが、意外とこれが「時短」になりますよ!
その「カスタマイズ」の方法を次に紹介しますね。(「カット」について説明していますが、操作は全く同じです。)
キーボードを自分流に「カスタマイズ」する
カットや再生、早送りなどの操作(ボタン)を自分の好きなように設定できるって知っていましたか?
その設定の手順を紹介します。
1 「Final cut pro」→「コマンド」→「カスタマイズ」

まず、左上の「Final cut pro」から、「コマンド」→「カスタマイズ」をクリック!
2 「コマンドエディタ」を自分好みのアレンジ!

左上は「デフォルト」という表示になっていると思います。
その状態で、右上の検索ボタンから「ブレード」と検索。すると、ブレードに関するコマンドが真ん中に表示されます。(「ブレード」は「カット」のこと)
すると、ほら、「command + B」が「ブレード」に設定されていることがわかります。
もっと押しやすい位置に!しかもボタン一個がいい!!
そうしましょう!
私は「X」を「ブレード」しているので、今回の画像でも、操作の紹介として「X」にドラッグしています。
自分が押しやすいところ、カットしやすい「キー」でOK!
3 自分だけのコマンドを作成

ドラッグすると、上の画面のような表示が出てくるので、「コピーを作成」で、自分だけの「コマンドエディタ」に名前をつけます。
私は「時短コマンド」としています。
4 新しいコマンドが追加されたことを確認

左上の表記が「デフォルト」から、「時短コマンド」に変更されています。(いつでもデフォルトに戻せます)
さらに「ブレード」のコマンドに、「X」のキーも追加されました。これで「X」を押すだけで、動画のカットができます!
5 「削除」を隣の「キー」にすると楽

カットして不要になった動画を「削除」するキーも隣にしておくとすごく楽。自分の場合は「Z」を「削除」にしています。
右手でトラックパッド操作、左手でキーの操作がしやすいので、左手付近に「時短コマンド」を集中させるようにしています。
同様の手順で、全ての操作を「自分流にカスタマイズ」することが可能。
最初は逆に時間がかかると思いますが、慣れてくると編集スピードが爆速でアップしますよ。
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終わりに
本記事では、カットした動画を「復元」する方法について紹介!
厳密には「復元」ではないですが、この2つの操作で、元の状態に戻すことができますよ!
しかも、「command」+「z」に関しては、PCを使うときはいつでも使えるので、ぜひ覚えておくといいですよ。