動画とか画像を「拡大」して表示するにはどうしたらいいんだろう。
本記事では、「Final cut pro」における、「画面の拡大/縮小」方法についてまとめています!
「動画や画像の一部分を大きく写したい!」
これも動画編集の基本操作の1つ!わかりやすく解説します!
記事の内容
- 画面を「拡大/縮小」して表示する方法
- それを活用して「ワイプ表示」をする方法
- 時間の経過とともに「少しずつ拡大/縮小」させる方法
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画面を「拡大/縮小」する方法
画面を拡大するには、次の2つの方法があります!
拡大・縮小する方法
- 「変形」→「調整」で、拡大・縮小する
- 「変形」横の□から、「手動」で拡大・縮小する
おすすめは1の方法ですが、やり方をたくさん知っていれば知っているほど、アイデアも広がりるので、2つの方法をお伝えします!
1 「変形」→「調整」で画像を拡大・縮小する

1つ目の方法は、「変形」の中にある、「調整」のスイッチを移動させる方法。
「X方向=左右」「Y方向=上下」に、自由に拡大/縮小が可能!
ね、簡単でしょ!
位置がずれたけど、どうやって調整すれば?
「位置」は、「調整」の2段上、「位置」の「X」と「Y」の値を動かすことで、好きなところを中心にすることができますよ!

「位置」を微調整する裏技!!
「位置」の微調整に時間がかかる!
数字打ち替えるのが面倒臭い!!
位置調整に苦戦しているあなた。実は簡単に、効率よく「位置を微調整」する方法があるんです。
「位置」を簡単に微調整する裏技
- 「位置」の数字をクリック→青枠がついたことを確認
- 「0」の上でクリック&左右にドラッグ

「位置」の、数字の部分をクリック。「X=左右」「Y=上下」ですよ!
クリックすると、画像のような青枠が出るので確認してください!

その後、「0」のところにカーソルを持っていき「クリック」。
「クリック」したままの状態で、「左右にドラッグ」します。
すると、「X=左右」だと、右にドラッグで右に移動、左だと左に移動。
「Y=上下」だと、右にドラッグで上に移動、左にドラッグで下に移動するんです。
これを使うと、微調整がかなり楽!わざわざ数字を打ち替えて調整しなくていいので、おすすめです!
2 手動で「拡大」「移動」する

画像・動画を、拡大縮小する2つ目の方法は、「手動」で調整する方法です。
「変形」の右側にある「長方形」をクリック。
すると、下の画像のように、中央のプレビュー画面で、サイズや位置、回転などの編集をすることができるようになります。

1の方法と違い、「大きさ」と「位置」を同時に調整できるのが、この2つ目のやり方のメリット。
オウムの位置を右側に移動してみました。調整し終えたら、「完了」をクリック。これで、画面の拡大・縮小それから移動が完了です。
もし再生途中から「拡大/縮小」画像を表示したければ、動画や画像を途中で「カット」しましょう。
後半の動画や画像にのみ、この「拡大/縮小」の操作をすればOK!
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これができれば「ワイプ表示」や「2画面表示」も可能!

この「拡大/縮小」の操作を覚えると、「ワイプ表示」の操作も簡単にできます。
これは、2つの動画を重ねて、上の動画を「縮小」しているだけなので、今回と同じ操作でも行うことができるんです。
ワイプ表示をする方法
1 メイン動画の上に「ワイプ」にしたい動画を重ねる

メイン動画の上に「ワイプにしたい動画」を重ねましょう。すると表示画面には「ワイプにしたい動画」が表示されていますが、これは、「メイン動画」の上に「ワイプ動画」が重なっている状態です。なので、上に乗っている動画を小さくしましょう。
2 「ワイプ」にしたい動画をクリック→中央左の□をクリック

まず、「ワイプにしたい動画」をクリックします。
次に中央左の「⬜︎」をクリック。(右の編集画面の「変形」の右にある「⬜︎」でも良い)
すると、中央の画面を手動で編集できるようになりました。
すみっこに青い丸が表示されるので、そこから調整するだけです。
3 好きな大きさ・位置に調整

あおいまるをクリックして調整しましょう。
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徐々に拡大・縮小させるには?
時間の経過と共に少しずつ、画面の大きさが変わるような編集がしたい!
もちろんできますよ!
それをするには、「Ken burns」や「キーフレーム」の操作が必要です。
「キーフレーム」は少し難しいので、慣れが必要ですが、「Ken burns」はすぐに使える簡単な方法なので、覚えておくとお得です!
「Ken burns」の使い方

「Ken burns」とは、「クロップ」の中にある操作の一つ。
「Ken burns」でできること
- 「字幕」「テロップ」を拡大縮小したり、上下左右に動かす
- 「画像」を拡大縮小したり、上下左右に動かす
主に、この2つの操作をしたい時に役立つ操作方法です!
今回は、「画像」を動かすやり方を中心に、説明していきますね。
1 画像の上下・左右移動

「クロップ」→「Ken burns」をクリックすると、上の画像のような、「緑の四角(開始)」と「赤の四角(終了)」が登場します。
これは、このクリップを再生する時、「開始」の位置から、「終了」の位置に向けて、「一定のスピード」で動きながら再生されるということ。
「一定のスピード」っていうのがポイント!
上の画像のようにすれば、初めは2人の子供の顔がアップされた状態から、徐々に下に動いていく動きになりますね!
右上の「完了」をクリックすれば終わり!
2 画像の拡大/縮小

同じような要領で、画像を拡大/縮小再生することも可能。
上のように配置すると、少しずつ2人の子供の顔がアップされていく動きにすることができます。
右上の「完了」をクリックすればOK!
ボタンひとつで「開始」と「終了」を反対に!

左上の「矢印」のボタンをクリックすると、「開始」と「終了」の位置を反対にすることができます!
ちなみにその右にあるボタンは、「プレビュー再生」が可能なので、効率よく編集作業をしましょう。
同じやり方で、文字の拡大縮小も行えますよ!
「字幕」も一緒に動いちゃう!時の原因と対処法
あれ、画像の拡大と一緒に、「字幕」も拡大しちゃうんだけど・・・。
⚠️「Ken burn」でよく起こる現象がこれ、「画像の拡大/縮小」に合わせて、先に挿入していた「字幕も拡大/縮小」してしまうこと。
これが起こってしまう「原因」は、「画像の指定ができていないこと。」
下の画像のように、「動かしたい画像」に「黄色い枠」が付いた状態で、「Ken burns」の操作をする必要があります。

この「黄色い枠」が付いてない状態で「Ken burns」を行うと、赤いカーソルが触れているすべてのクリップに「Ken burns」の操作が反映され、結果として、字幕も動いてしまうというわけです。
もし「字幕」も一緒に動いてしまって、それを直したい!というときには、次の下の操作で解決してみてください。
解決方法
- 黄色い枠を確認して、「Ken burns」の操作をし直す。
- (それでもうまくいかない時は)画像に「Ken burns」を行った後に、「字幕」を挿入する。
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もっと複雑に動かしたいなら「キーフレーム」を使って!
「Ken burns」では、いわゆる「シンプル」な移動、一定方向への一定時間での移動が可能です。
「もっと複雑に動かしてみたい!」
そんな時には「キーフレーム」という操作があります。
これを使いこなすと、いくらでも複雑な動きが可能となりますよ!
その使い方を次に紹介しますね。
1 「始点」にカーソルを合わせ、変更したいエフェクトの「キーフレーム」をクリックする!

「位置」を変えたければ「位置」の「キーフレーム」を、「回転」させたければ「回転」の「キーフレーム」をチェック。
ひし型が「黄色」になっていたらOK!
2 「終点」にカーソルを合わせ、さっきと同じ「キーフレーム」にチェック!

ここでいう「終点」は、動画の終わり部分でもいいし、動画の途中まででもOK!
「この部分まで動かしたいなぁ」ってとこにカーソルを置きましょう。
3 「終点」部分の、動画の形を決める!

さっきチェックした「キーフレーム」の、数値を調整しましょう。
ここで設定した位置に向かって、一定速度で画面が移動することになります。
これで設定完了!再生してみて確認するだけ。結構シンプルでしょう。
「キーフレーム」を使いこなせたら、いろんな「動き」が可能!
今回は、一つの動画の始まりを「始点」、終わりを「終点」としました。
が、動画の途中を「終点」にして、またすぐ「始点」を作って、また途中を「終点」にしたりすると、本当にいろんな、複雑な動きをすることができます。
回転しながらフェードインとか、「クロップ」を使えば、徐々に画面が表示されるようにだって、色々工夫が可能!
慣れてきたら、「キーフレーム」をいじくってみましょう!
終わりに
Final Cut Proにおける「拡大/縮小」の方法を解説しました!
覚えれば覚えるほど、複雑な操作もできるようになるので、新しい操作に挑戦しましょう!