Final Cut Pro

【Final Cut Pro】画面を「拡大/縮小」して表示する方法をまとめました(簡単)

17/01/2021

Naoto

Japanese Language Teacher🇯🇵【日本語教師】(used to be a Junior high school Japanese teacher/元中学国語教師) World Trip🌎/Education✏️【旅行・教育について】

動画とか画像を「拡大」して表示するにはどうしたらいいんだろう。

本記事では、「Final cut pro」における、「画面の拡大/縮小」方法についてまとめています!

動画や画像の一部分を大きく写したい!」

これも動画編集の基本操作の1つ!わかりやすく解説します!

記事の内容

  • 画面を「拡大/縮小」して表示する方法
  • それを活用して「ワイプ表示」をする方法
  • 時間の経過とともに「少しずつ拡大/縮小」させる方法
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画面を「拡大/縮小」する方法

画面を拡大するには、次の2つの方法があります!

拡大・縮小する方法

  1. 「変形」→「調整」で、拡大・縮小する
  2. 「変形」横の□から、「手動」で拡大・縮小する

おすすめは1の方ですが、やり方をたくさん知っていれば知っているほど、アイデアも広がりるので、2つの方法をお伝えします!

1 「変形」→「調整」で画像を拡大・縮小する

1つ目の方法は、「変形」の中にある、「調整」のスイッチを移動させる方法

「X方向=左右」「Y方向=上下」に、自由に拡大/縮小が可能!

ね、簡単でしょ!

位置がずれたけど、どうやって調整すれば?

「位置」は、「調整」の2段上、「位置」の「X」と「Y」の値を動かすことで、好きなところを中心にすることができますよ!

「位置」を微調整する裏技!!

「位置」の微調整に時間がかかる!
数字打ち替えるのが面倒臭い!!

位置調整に苦戦しているあなた。実は簡単に、効率よく「位置を微調整」する方法があるんです。

「位置」を簡単に微調整する裏技

  1. 「位置」の数字をクリック→青枠がついたことを確認
  2. 「0」の上でクリック&左右にドラッグ

「位置」の、数字の部分をクリック。「X=左右」「Y=上下」ですよ!

クリックすると、画像のような青枠が出るので確認してください!

その後、「0」のところにカーソルを持っていき「クリック」

「クリック」したままの状態で、「左右にドラッグ」します。

すると、「X=左右」だと、右にドラッグで右に移動、左だと左に移動。

「Y=上下」だと、右にドラッグで上に移動、左にドラッグで下に移動するんです。

これを使うと、微調整がかなり楽!わざわざ数字を打ち替えて調整しなくていいので、おすすめです!

2 手動で「拡大」「移動」する

画像・動画を、拡大縮小する2つ目の方法は、「手動」で調整する方法です。

「変形」の右側にある「長方形」をクリック

すると、下の画像のように、中央のプレビュー画面で、サイズや位置、回転などの編集をすることができるようになります。

1の方法と違い、「大きさ」と「位置」を同時に調整できるのが、この2つ目のやり方のメリット。

オウムの位置を右側に移動してみました。調整し終えたら、「完了」をクリック。これで、画面の拡大・縮小それから移動が完了です。

もし再生途中から「拡大/縮小」画像を表示したければ、動画や画像を途中で「カット」しましょう。

後半の動画や画像にのみ、この「拡大/縮小」の操作をすればOK!

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これができれば「ワイプ表示」や「2画面表示」も可能!

この「拡大/縮小」の操作を覚えると、「ワイプ表示」の操作も簡単にできます

これは、2つの動画を重ねて、上の動画を「縮小」しているだけなので、今回と同じ操作でも行うことができるんです。

ワイプ表示をする方法

1 メイン動画の上に「ワイプ」にしたい動画を重ねる

メイン動画の上に「ワイプにしたい動画」を重ねましょう。すると表示画面には「ワイプにしたい動画」が表示されていますが、これは、「メイン動画」の上に「ワイプ動画」が重なっている状態です。なので、上に乗っている動画を小さくしましょう。

2 「ワイプ」にしたい動画をクリック→中央左の□をクリック

まず、「ワイプにしたい動画」をクリックします。

次に中央左の「⬜︎」をクリック。(右の編集画面の「変形」の右にある「⬜︎」でも良い)

すると、中央の画面を手動で編集できるようになりました。

すみっこに青い丸が表示されるので、そこから調整するだけです。

3 好きな大きさ・位置に調整

あおいまるをクリックして調整しましょう。

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徐々に拡大・縮小させるには?

時間の経過と共に少しずつ、画面の大きさが変わるような編集がしたい!

もちろんできますよ!

それをするには、「Ken burns」や「キーフレーム」の操作が必要です。

「キーフレーム」は少し難しいので、慣れが必要ですが、「Ken burns」はすぐに使える簡単な方法なので、覚えておくとお得です!

「Ken burns」の使い方

「Ken burns」とは、「クロップ」の中にある操作の一つ。

「Ken burns」でできること

  • 「字幕」「テロップ」を拡大縮小したり、上下左右に動かす
  • 「画像」を拡大縮小したり、上下左右に動かす

主に、この2つの操作をしたい時に役立つ操作方法です!

今回は、「画像」を動かすやり方を中心に、説明していきますね。

1 画像の上下・左右移動

「クロップ」→「Ken burns」をクリックすると、上の画像のような、「緑の四角(開始)」と「赤の四角(終了)」が登場します。

これは、このクリップを再生する時、「開始」の位置から、「終了」の位置に向けて、「一定のスピード」で動きながら再生されるということ。

「一定のスピード」っていうのがポイント!

上の画像のようにすれば、初めは2人の子供の顔がアップされた状態から、徐々に下に動いていく動きになりますね!

右上の「完了」をクリックすれば終わり!

2 画像の拡大/縮小

同じような要領で、画像を拡大/縮小再生することも可能。

上のように配置すると、少しずつ2人の子供の顔がアップされていく動きにすることができます。

右上の「完了」をクリックすればOK!

ボタンひとつで「開始」と「終了」を反対に!

左上の「矢印」のボタンをクリックすると、「開始」と「終了」の位置を反対にすることができます!

ちなみにその右にあるボタンは、「プレビュー再生」が可能なので、効率よく編集作業をしましょう。

同じやり方で、文字の拡大縮小も行えますよ!

「字幕」も一緒に動いちゃう!時の原因と対処法

 

あれ、画像の拡大と一緒に、「字幕」も拡大しちゃうんだけど・・・。

 

⚠️「Ken burn」でよく起こる現象がこれ、「画像の拡大/縮小」に合わせて、先に挿入していた「字幕も拡大/縮小」してしまうこと。

これが起こってしまう「原因」は、「画像の指定ができていないこと。」

下の画像のように、「動かしたい画像」に「黄色い枠」が付いた状態で、「Ken burns」の操作をする必要があります。

この「黄色い枠」が付いてない状態で「Ken burns」を行うと、赤いカーソルが触れているすべてのクリップに「Ken burns」の操作が反映され、結果として、字幕も動いてしまうというわけです。

もし「字幕」も一緒に動いてしまって、それを直したい!というときには、次の下の操作で解決してみてください。

 

解決方法

  • 黄色い枠を確認して、「Ken burns」の操作をし直す
  • (それでもうまくいかない時は)画像に「Ken burns」を行った後に、「字幕」を挿入する。

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もっと複雑に動かしたいなら「キーフレーム」を使って!

「Ken burns」では、いわゆる「シンプル」な移動、一定方向への一定時間での移動が可能です。

 

もっと複雑に動かしてみたい!」

そんな時には「キーフレーム」という操作があります。

 

これを使いこなすと、いくらでも複雑な動きが可能となりますよ!

その使い方を次に紹介しますね。

1 「始点」にカーソルを合わせ、変更したいエフェクトの「キーフレーム」をクリックする!

「位置」を変えたければ「位置」の「キーフレーム」を、「回転」させたければ「回転」の「キーフレーム」をチェック。

ひし型が「黄色」になっていたらOK

2 「終点」にカーソルを合わせ、さっきと同じ「キーフレーム」にチェック!

ここでいう「終点」は、動画の終わり部分でもいいし、動画の途中まででもOK!

「この部分まで動かしたいなぁ」ってとこにカーソルを置きましょう

3 「終点」部分の、動画の形を決める!

さっきチェックした「キーフレーム」の、数値を調整しましょう。

ここで設定した位置に向かって、一定速度で画面が移動することになります。

これで設定完了!再生してみて確認するだけ。結構シンプルでしょう。

「キーフレーム」を使いこなせたら、いろんな「動き」が可能!

今回は、一つの動画の始まりを「始点」、終わりを「終点」としました。

が、動画の途中を「終点」にして、またすぐ「始点」を作って、また途中を「終点」にしたりすると、本当にいろんな、複雑な動きをすることができます。

回転しながらフェードインとか、「クロップ」を使えば、徐々に画面が表示されるようにだって、色々工夫が可能!

慣れてきたら、「キーフレーム」をいじくってみましょう!

終わりに

Final Cut Proにおける「拡大/縮小」の方法を解説しました!

覚えれば覚えるほど、複雑な操作もできるようになるので、新しい操作に挑戦しましょう!

  • この記事を書いた人

Naoto

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