Final Cut Pro

【Final Cut Pro】「mキー」で音楽に合わせて画面を切り替える

24/01/2021

Naoto

Japanese Language Teacher🇯🇵【日本語教師】(used to be a Junior high school Japanese teacher/元中学国語教師) World Trip🌎/Education✏️【旅行・教育について】

どうやったら音楽のリズムに合わせて画面を切り替えられるの?

本記事では、ファイナルカットプロにおける「音楽に合わせて画面を切り替える」方法をまとめています!

動画のオープニングの場面など、バックサウンドのリズムに合わせて画面を変更できたら、かなりおしゃれな動画できますよ。

記事の内容

  • 「m」キーでマークをつける方法
  • 音声の編集の仕方
  • Final Cut Proに内蔵されている「BGM」「効果音」

音楽に合わせて画面を切り替える方法

これまでは、何回も聞いて、動画を動かして、また聞いて微調整をして、ってやってたけど、もっといい方法があるの??

ありますよ。

しかも超簡単!

下の方法でこれからはやってみてくださいね。時短になりますよ。

キーボード「m」でマークをつける

「m」のキーをクリックするんです!

すると、上の画像のような紫色の三角みたいなマークが、カーソルのあるところに表示されると思います。

「mark」の「m」と覚えましょう!

これをどう使うかというと、、

「m」キーの使い方

  1. 音楽を流し聴きして、リズムや音の高低をつかむ
  2. 音楽を聴きながら、リズムに合わせて「m」キーをクリック
  3. 紫のマークに合わせて、画像(動画)を配置する

この手順を、順番にやってみてください!

「リズムがあるとことがよくわからない!」そんな時は、サウンドのバーを縦長にしてみましょう!

音の波形が大きく変化しているところにマークをつけるといいですよ。

マークに合わせて動画を配置する

マークに合わせて、画像や動画を配置しましょう!

配置する間隔を、短いところと長いところをランダムに配置すると、みていて飽きない動画になりますよ!

マークに合わせるときの注意

できるだけタイムラインを「拡大」した状態で操作しましょう。

ぱっと見は、マークと画像が合っていても、いざ再生してみると、ほんの少しズレていたりします。

音楽と画像がぴったりハマればすごくおしゃれだけど、逆に0コンマでもズレるとものすごく目立ちます

タイムラインをできるだけ拡大して、微調整しながら進めましょう。

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「Final cut pro」でできる「音声編集」の全て

それでは、右上の「音声編集」で何ができるのか、一つずつ見ていきましょう。

できる音声編集の一覧が、下の通りです。

【Final Cut Pro】でできる音声編集

  1. ボリューム
  2. イコライゼーション
  3. オーディオ解析
  4. ラウドネス
  5. ノイズ除去
  6. ハムの除去
  7. パン
  8. エフェクト

「なんじゃそら」「よくわからん」っていう言葉も結構多いですよね笑

でも、それぞれとてもシンプルなので、安心してください。

それぞれの意味と使い方を見ていきましょう!

1 ボリューム

「ボリューム」は、左右に動かすと調整することが可能。

ー100dB〜12dBの間で調整できます。

聴きながら音量を調整してもいいですし、下の「オーディオ構成」というところを見ると、「赤」「黄色」「緑」で、視覚的にわかりやすくなっていますよ。

上の画像は、全部が「赤」になっているので、音量が大きすぎですね。

2 イコライゼーション

「イコライゼーション」という操作は、一番シンプルに、本質を変化させることができる操作なので、使用頻度が高いです。

少し長くなりますが、詳しく解説していきますね。

チェックボックスにチェックを入れる

「イコライゼーション」とは、「特定の周波数の音量を大きくしたり、小さくしたりするエフェクト」のこと。

周波数ごとに音量を調整して、あらゆる音に変更することができます。

「音量調整」のアイコンをクリック

次に、「イコライゼーション」の言葉の右側にある「音量調整のアイコン」をクリックしましょう。

ここから、詳しく編集していきます。

9種類の音声テンプレートから選択できる

すると、画像のような、「周波数ごと」に表示された「グラフィックイコライザ」というものが表示されます。

それは少し置いておいて、まずは、左上の「フラット」と書かれたところをクリックしてみましょう。

そこに表示された9種類の言葉が、「音のテンプレート」です。

例えば、「ボイスエンハンス」を選択すると、

このように自動で、音声が編集されます。

名前からは意味が想像しにくいものだけを、簡単に紹介します!

音声編集の用語

  • 「フラット」:そのまま(編集なしの状態)
  • 「ボイスエンハンス」:人の「声」を強調
  • 「ミュージック強調」:人の声よりも「音楽(サウンド)」を強調
  • 「ラウドネス」:音が反響する感じ。ホールの中で演奏されているイメージ
  • 「ハムリダクション」:ノイズ除去

ボイスエンハンスやラウドネスは、簡単でよく使いますが、音が大きすぎると割れることもあるので、変更後は確認すると、変な手間を取られずに済みますよ。

手動で微調整も可能

左下の「バンド」を操作すると、「31バンド」に変更することも可能。

そして、真ん中の青い丸は、「手動で変更」することもできます。どこを動かしたらどうなるとかは、分かりませんが、細かいところまで音にこだわることもできますね!

3 オーディオ解析

オーディオに問題がある場合、ここをクリックすると、「自動で解析」し、修復してくれます。上の画像のような「修復済」の言葉があれば、問題なし。

問題がある場合は、「問題あり」と黄色で表示されますよ。例えば、「ノイズ」あったりすると、「問題あり」となり、自動で「ノイズ除去」を操作を行い、「修復済」としてくれるということです。

4 ラウドネス

「ラウドネス」とは、「音の大きさ」という認識でOK!

「量」と「均一性」、それぞれの微調整が可能です。

「量」の操作は、シンプルに「音量」の操作。「%」を上げると、下の「オーディオ構成」の赤いところが増えてきますよ。

均一性

「均一性」の「%」を上げると、「オーディオ構成」のいわゆる「谷」の部分がなくなって、平坦な音調になるイメージを持ってもらえればOK。

自分で聴きながら、それから「オーディオ構成」を見ながら、微調整しましょう。

5 ノイズ除去

名前の通り、「チェック」をつけると、「ノイズ(雑音)」を除去してくれます。除去する量を、その下のバーで調整します。

「オーディオ解析」で自動で、チェックが入って、「量」も決めてくれていることもあります。

6 ハムの除去(周波数)

「ハムの除去」も、「ノイズの除去」と似ています。

特定の周波数における、「雑音」を除去するということ。50Hz、60Hzでよく発生する「電気ノイズ」の除去のための操作です。

それぞれで聞き分けてみるのが一番早いと思います。

7 パン

「パン」とは、音が聞こえる位置を意味し、左右のどこから聞こえるか、を調整する機能。

簡単にいうと、「Aの音は右側から」「Bの音は左側」「Cの音は両方から」「Dの音は8割右から、2割左から」みたいな感じで、音の出どころを決めたり、また、移動させたりすることができる機能。

よく歌手の歌でありますね。ハモリのところは左耳からしか聞こえないみたいな。

そのテンプレートが、上の画像にあるように10種類。

もちろん手動での微調整も可能!

このような図形が表示されます。

カラフルな山を調整することで、左右の音を調整する仕組みです。

細部までこだわりたい!という方は、ここも自分なりにアレンジしていくと面白い音が作れますよ。

8 エフェクト

音声に「エフェクト」を挿入することができます。

これも「イコライゼーション」に続いて、よく使う&手軽な音声編集の方法ですよ!

「エフェクト」とは、分かりやすいもので言えば、「エコー」とか「ヘリウム」とかそういう効果をつけることができます。

「音声エフェクト」の数は109種類。かなりたくさんありますね。

右下の「エフェクト欄」から選んで、エフェクトを追加したいサウンドのところまでドラッグするだけ。

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「効果音」の保存場所はどこ?/お試し再生がしたい

まずは、「効果音」から!

「効果音」のお試し再生は、PC本体にデータがあるので、そこから再生できますよ!

1 「Finder」→「Final cut pro」で検索!

これで、挿入することができました。

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終わりに

この方法は、「オープンング」や「エンディング」の作成によく使う方法です!

ぜひかっこいいオープニングを作ってくださいね!

 

「Finder」→「Final cut pro」で検索をしましょう。

もしくは、「ムービー」の項目の中に保存されているので、「ムービー」をクリック。

2 「Final Cut Pro Sound effects」のファイルをクリック!

「Finder」で「Final cut pro」と検索すると、すでに編集を行っている場合は、その保存データも含めて、かなりたくさんのデータファイルのアイコンが表示されます。

ちなみに、この操作を覚えておくと、データ管理に役立ちますよ。

その中に、「Final Cut Pro Sound Effects」というファイルがあるはず。ここに、「Final cut pro」で使える、無料の音データが入っているので、クリックしましょう!

3 14のジャンルごとにまとめられた「効果音データ」

「Final Cut Pro Sound Effects」の中には、さらに14のファイルがあります。

14種類にジャンル分けされた「効果音データ」がこの中に入っているので、再生して確認することができますよ!

タイトルが全て「英語」で書かれているのが難点。

わかりにくいタイトルもあるので、一通り聞いてみて、いいな!というものには、名前をつけておいたり、別のファイルに入れておいたりすると、いざ使うときに便利かもしれませんね。

14のファイルの簡単な日本語訳は下の通りです。

ファイルの例

  1. 「雰囲気」:飛行機音、街中の音、鳥、森、雨、風、地下鉄 など
  2. 「動物」:熊、犬、猫、クジラ、虎、狼、馬、かえる、恐竜 など
  3. 「爆発」:爆発音
  4. 「行動に関する効果音」:殴打、指を鳴らす、服を着る、足音、拍手、チャック など
  5. 「衝撃」:武器やものを使った殴打音、ガラス音、剣、物が崩れる音 など
  6. 「機械」:カメラ、エンジン、キーボード、ノイズ、ピストル、ドリル など
  7. 「色々」:鐘、チャイム、小銭、火、旗、サイレン、スプレー、笛 など
  8. 「動作」:行動や思考、場面転換に合わせた「効果音全般」
  9. 「人々」:赤ちゃん、呼吸、せき、観客の声、心臓、咀嚼音、くしゃみ、返事や相槌 など
  10. 「SF」:警告音、レーザー銃、宇宙船 など
  11. 「運動」:レース、野球、バスケット、ボクシング、サッカー、ゴルフ、スキー、水泳の効果音 など
  12. 「交通」:飛行機の音、ドアの開閉音、エンジンをかける音、ボート、バス など
  13. 「武器」:銃声、カッター、ナイフを投げる、戦争音、剣 など
  14. 「仕事」:缶を開ける、水を注ぐ、ドア、卵、病院、ライター、シャワー など

全ての効果音を合わせ、なんと「1347種類」

ありすぎて困るくらいのデータが、無料で使い放題というのは物凄いですね。

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「BGM」は全部で200種類!

「BGM」は、「Final cut pro」のアプリを開くと確認できます。

全部で200種類ありますが、一つの音源を「Short」「Medium」「Long」と分けているものもあるので、実際の「音楽の数」としてはもう少し少なくなりますね。

1 「サウンドエフェクト」を選択

左上の「音符」のアイコンから、「サウンドエフェクト」を選択しましょう。

この中には、無料で使える「BGM」と、さっき上で確認した「効果音」も入っています。

2 「ジャンル」→「ジングル」

「ジャンル」をクリックすると、「ジャンル」ごとに、「サウンドエフェクト」が並び替えられます。

その中の「ジングル」というジャンルが、いわゆる「BGM」のような役割を果たしてくれるもの。

その種類は「Short」「Medium」「Long」含めて、200種類。

「Long」と言っても1分弱の音楽がほとんどなので、少しネックではありますが、かなり豊富なBGMを無料で使うことができます。

編集画面に「BGM」「効果音」を挿入する方法

1  「音符のマーク」→「サウンドエフェクト」

「Final cut pro」に初めから入っている「BGM」「効果音」を、動画に挿入するには、まずは、左上の「音符のマーク」をクリック。そのあと「サウンドエフェクト」をクリックしましょう。

「BGM」や「効果音」のタイトルを知っているのであれば、「検索」で入力した方が圧倒的に早いですよ。

2 「選択した音」をドラッグ

挿入したい「BGM」や「効果音」を見つけたら、あとはそれをドラッグして運ぶだけ。

これで、挿入することができました。

終わりに

この方法は、「オープンング」や「エンディング」の作成によく使う方法です!

ぜひかっこいいオープニングを作ってくださいね!

 

  • この記事を書いた人

Naoto

Japanese Language Teacher🇯🇵【日本語教師】(used to be a Junior high school Japanese teacher/元中学国語教師) World Trip🌎/Education✏️【旅行・教育について】

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