準備が大変。。。質も良くない。。。どうしたらいいんだろう?
教員として働き始めたものの、「授業の時間がない。」「手抜きの資料・教材(中身も見た目も)になってる。」、雑務に追われなかなか準備の時間を確保できない。
そんな時の助けとなる「無料のサービス(一部機能有料)」を今回は3つ紹介します。
- 授業実践のアイデアを得られる。
- 最新の教育情報が手に入る。
- 視覚的に刺激を与えるな資料が作れる。
などのメリットがあり、手早く授業の準備ができたり、デザインツールを使った教材は、同じ時間をかけたとしても仕上がりが全然違います。
教員必見:登録必須の「無料」サービス
1 東書Eネット:豊富すぎる授業アイデアと知識

1つ目は「東書Eネット」。
教員専用の教育情報サイトで、登録には「在籍校の名前や住所」が必要。
ログインに必要なIDやパスワードも、在籍校に届くようになっています。
サービス内容
- 小中高の各教科の授業資料
- 学級経営のアイデア
- プログラミング教育、特別支援教育、防災教育などの実践事例や指導資料
- アクティブラーニングの実践事例や指導資料
- 教育、文科省ニュース
- 天声人語 など
主にこれらのサービスを「無料」で閲覧、収集することが可能なサービス。
教科書も出版している「東京書籍」が運営しているサービスなので即実践可能なレベルの情報が満載です。
特に「授業実践事例」が豊富。そのまま授業で使えるワークシートがダウンロードできたり、「楽しくわかる授業」のヒントとなる情報がかなり多い。
教員になったばかりの時に、一番大変なのが「授業準備」。
正直「授業準備」はいくらでもこだわれますから、終わりなんてありません。でも、そのドツボにハマってしまうと、残業が長引いたり、睡眠時間が削られたりの悪循環に陥ってしまいます。
それを防ぐために、全国の先生方が作り出した、生み出した「知恵」「資料」を拝借して、目の前の子供に全力で還元することが何よりも大切だと思います。
何せ「会員制&無料」なので、配属されたら安心して申し込んでください。
2 SENSEIノート:全国の先生たちの共有・交換

「先生を支え抜く」ことをテーマに生み出されたのがこちらの「SENSEIノート」。
小中高・特別支援学校・日本人学校・教育委員会等の教育機関に所属する先生限定の「SNS」みたいのもの。
登録はもちろん「無料」、ただし「実名登録」となっています。
- 全国各地の先生との意見交換「オンライン職員室」
- 授業実践資料の共有
「SENSEIノート」の最大の魅力は、全国各地にいる先生方と直接意見交換ができること。
「オンライン職員室」という機能があり、同じ校種や教科の先生に向けて質問したり、意見を仰いだり、アイデアを集めたりすることができます。
授業や学級経営、同僚との関わりなどの悩みに対して、各地の先生方の考えを仰ぐことができます。「SNS」ですから、TwitterとInstagramと同じ感覚です。
また、全国の先生方が実践した授業の板書やワークシートを共有することも。
授業のヒントになるもの、そのまま実践に使えるものなど、授業工夫に一役買ってくれます。
スマホ用アプリもあるので、空き時間に見れるのもかなり便利ですね。
3 CANVA(キャンバ):教材・資料の質が大幅アップ

いまだに「いらすとや」を使って資料や教材を使っている方はいませんか?
「いらすとや」」が悪いとかではないですが、僕はずっとなぜほとんどの先生は「いらすとや」ばかり使っているのか謎でした。(個人的に古さ・ダサさを感じる)
「CANVA」には、洗練された素材やツールが豊富にあり、無料でも十分質の高い資料が作れます。
「CANVA」は「デザイナー」向けのサービスで、有料会員になれば、本当にできないことはないくらいなんでも可能(動画も編集できます)。
賞状やポスター、プレゼンテーション資料など、テンプレートの数もかなり豊富なので、手軽に洗練された資料・教材が作れるはず。
まとめ
ここまで読んでいただきありがとうございました。
教員なりたて、ほとんどの人が「授業準備」に多大な時間をかけることになると思います。ものすごく大事なことです。
でも自分一人の脳みそじゃやっぱり限界がきます。
全国各地には、素晴らしい先生がたくさんいるので、その先生方の知識と経験を拝借しましょう。
一番ダメなのは「授業準備」に時間をかけすぎて、「睡眠時間」が削られ、教員の健康が損なわれること。教員としての最大の資本は「体」です。元気な体で、子供と接するのが一番!