再生中に、画像を徐々に動かす方法が知りたい!
本記事は、「画像」を動かす方法を2つ紹介!
1つ目は、すごく簡単。「Ken Burns」を使ったもの。
2つ目は、複雑な動かし方もできる「キーフレーム」を使った操作。使いこなせたらおしゃれな動画作成ができること間違いなし!
記事の内容
- 「Ken Burns」を使って画像を動かす方法
- 「キーフレーム」を使って画像を動かす方法
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1 「クロップ」→「Ken Burns」で「開始と終了」を決める
動かしたい画像をクリック。中央左下に表示されている、四角のマークの右の矢印をクリック。
「変形」「クロップ」「歪み」のうち、「クロップ」を選択。
さらに、中央の表示画面の下を、「Ken Burns」に選択!これで準備OK!
「開始」と「終了」が表示されますが、「画像再生時間における開始地点と終了地点」のこと。
再生時間が「5秒」なら、5秒かけて「一定のスピード」で画像が移動しますよ!
2 「キーフレーム」を使って
こちらは少し難しいですが、その分複雑な動かし方をすることが可能。
1 「始点」にカーソルを合わせ、変更したいエフェクトの「キーフレーム」をクリックする
「位置」を変えたければ「位置」の「キーフレーム」を、「回転」させたければ「回転」の「キーフレーム」をチェック。
ひし型が「黄色」になっていたらOK!
2 「終点」にカーソルを合わせ、さっきと同じ「キーフレーム」にチェック
ここでいう「終点」は、動画の終わり部分でもいいし、動画の途中まででもOK!
「この部分まで動かしたいなぁ」ってとこにカーソルを置きましょう。
3 「終点」部分の、動画の形を決める
さっきチェックした「キーフレーム」の、数値を調整しましょう。
ここで設定した位置に向かって、一定速度で画面が移動することになります。
これで設定完了!再生してみて確認するだけ。結構シンプルでしょう。
「キーフレーム」を使いこなせたら、いろんな「動き」が可能
今回は、一つの動画の始まりを「始点」、終わりを「終点」としました。
が、動画の途中を「終点」にして、またすぐ「始点」を作って、また途中を「終点」にしたりすると、本当にいろんな、複雑な動きをすることができます!
回転しながらフェードインとか、「クロップ」を使えば、徐々に画面が表示されるようにだって、色々工夫が可能!
慣れてきたら、「キーフレーム」をいじくってみましょう!
キーフレームをリセットするには
1 「キーフレーム」を設定した「画像・動画」をクリック!
まずは、「キーフレーム設定」をした画像もしくは、動画をクリック。
その画像や動画の周りに、「黄色い線」が表示されて、右上にその画像や動画の情報が表示されていることを確認しましょう。
2 右上の「リセットボタン」をクリック!
続いて「リセット」の仕方。
自分が設定した「キーフレーム」(位置・回転・調整など)の右側にカーソルを持っていくと、180度回転した「矢印」が浮かび上がってきます。
これがリセットボタン。
これをクリックすると、「位置」なら「位置」、「回転」なら「回転」のキーフレームがリセットされます。
複数のキーフレームを設定している場合は、それぞれリセットしていく必要があります。
慣れてきたらどんどん効率良く操作(カスタマイズ)
キーフレームを使えるくらい上達してきたら、キーボードを「カスタマイズ」して作業効率をアップさせましょう。
自分好みのキーにカスタマイズできます。
下は通常「command + B」が必要な「カット(ブレード)」をカスタマイズした操作方法です。
1 「Final cut pro」→「コマンド」→「カスタマイズ」
まず、左上の「Final cut pro」から、「コマンド」→「カスタマイズ」をクリック!
2 「コマンドエディタ」を自分好みのアレンジ!
左上は「デフォルト」という表示になっていると思います。
その状態で、右上の検索ボタンから「ブレード」と検索。すると、ブレードに関するコマンドが真ん中に表示されます!
すると、ほら、「command + B」が「ブレード」になってますよね。
ただ、このボタンを2個押すのだって、時間の無駄です。
もっと押しやすい位置に!しかもボタン一個がいい!!
そうしましょう!
私は「X」を「ブレード」しているので、今回の画像でも、操作の紹介として「X」にドラッグしています。
自分が押しやすいところ、カットしやすい「キー」でOK!
3 自分だけのコマンドを作成
ドラッグすると、上の画面のような表示が出てくるので、「コピーを作成」で、自分だけの「コマンドエディタ」に名前をつけます。
私は「時短コマンド」としています。
4 新しいコマンドが追加されたことを確認
左上の表記が「デフォルト」から、「時短コマンド」に変更されています。(いつでもデフォルトに戻せます)
さらに「ブレード」のコマンドに、「X」も追加されました。これで「X」を押すだけで、動画のカットができます!
5 「削除」を隣の「キー」にすると楽
カットして不要になった動画を「削除」するキーも隣にしておくとすごく楽。自分の場合は「Z」を「削除」にしています。
右手でトラックパッド操作、左手でキーの操作がしやすいので、左手付近に「時短コマンド」を集中させるようにしてます!
終わりに
今回は「キーフレーム」の操作についてまとめました!
「キーフレーム」が」できたらあなたもう上級者ですよ!