教師の知恵

【アイスブレイクとアクティビティ】学級づくりのポイント!/「学活」で使える「チームビルディング」の実戦例!

クラス作りのための、何かいい取り組みないかな?

本記事では、学級経営のポイントである「チームビルディング」について、その「実践例」を中心にお伝えします!

ぜひクラスでやってみてくださいね!

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「実践」の前に、クラスの「現状」を把握しよう!

いきなり実践するのもありだけど、現状を把握してからの方が効果が実感できますよ!

今のクラス・チームがどんな状態なのか、下の「タックマンモデル」を使ってみてください!

タックマンモデル

「集団」が「チーム」へと変わっていく過程を4段階で整理したものが次に紹介する「タックマンモデル」。(心理学者タックマンが作ったもの)

過程(プロセス)チームの状態
形成期(Forming)メンバーが決定し、チームの目標や課題を共有する時期
お互いのことをまだよく知らない状態
混乱期(Storming)チームの課題を解決するアプローチを模索する時期
(メンバー間で考えや価値観がぶつかり合う「嵐」の状態
統一期(Norming)チームとしてのお互いの行動規範や役割分担が形成される時期
(メンバーがお互いの考え方を受容し、関係性が安定する状態
機能期(Performing)チームとして機能し、成果を創出する時期
(チームに一体感が生まれ、チームの力が目標達成に向かう状態
「タックマンモデル」

客観的にみて、今どの状態でしょう?

「機能期」に向けたクラス作りをして行けたらいいですね!

そのための具体的な実践例を、下の方で紹介します!

「混乱期」をどう乗り切るかがポイント!

学級のスタートはうまくいった!!と思ってても、突然何もかもがうまく行かなくなる時期が訪れます。それが「混乱期」、まさに「嵐」の状態です。

この「混乱期」をどう乗り切るかが、クラスが「単なる仲良し」で終わるのか、「個々の持ち味を生かしながら、目標に向かって頑張っていく」のかの分かれ目です。

「嵐」を避けず、「嵐」に揉まれてもひるまない、強い信頼関係、つながりのあるクラスを作る

これが「チームビルディング」の一番のポイントですね!

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「チームビルディング」の実践例を紹介!

一口に「チームビルディング」と言っても、中身はさまざま。今回はその中でも

  1. アイスブレイク
  2. アクティビティ

の2つに絞ってお伝えします。

1 アイスブレイク

「氷を壊す」という言葉の通り、初対面の相手と話すとき、集団の関係をほぐすときなど、「緊張感をとく」という意味で、よく使われる手法!

今回は4つ紹介!

1 1分あてゲーム

目を瞑って、数を数え、1番「1分」に近かった人が勝利!!

ストップウォッチひとつあれば、楽しむことができる「アイスブレイク」です。

学力の高い低い、得意不得意に限らず、誰でも楽しめるのが1番のメリット!

やればやるほど、1分に近づいていくところも面白いですよ。ちょっと余った時間、元気付けたい時にふと入れてあげるGOOD!

2 指キャッチゲーム

片方の手で相手の指を握り、同時に自分のもう片方の指が相手から握られないように引っ込める

【ゲームの流れ】

  1. 参加者全員で円になる
  2. 左手の親指と人差し指で輪っかを作る
  3. 右手は、隣の人の指の輪っかの中に入れる
  4. 先生が「キャッチ」と言ったら、右指は掴まれないように逃げ、左手は隣の人の指をキャッチする

というかなりシンプルなもの。

円になることで、全員の顔を見ることができる。顔を覚えれば、次の会話への足がかりにもなりやすい。

「キャッチ」という言葉ではなく、「今から読む物語に中に「○○」っていう言葉が出てきたら掴む」など、ルールは自由。※「キャッチ」の中に「キャット」「キャッスル」を混ぜても面白い!

3 バースデイライン

制限時間内に、喋らずに誕生日の早い順から順番に一列に並べたチームの勝利!!

【ゲームの流れ】

  1. 誕生日の早い順(1月1日生まれから)に一列に並ぶ。
  2. 制限時間がきたら、先頭から順番に自分の誕生日を言う。
  3. 順番を間違えず素早く並べたチームの勝ち

必ず誰かとコミュニケーションを取らないといけないゲーム。話すのが苦手な子も、身振り手振りでコミュニケーションが取れます!

クラスの子の誕生日を知ることができるし、誕生日が近い人とは親近感が湧くし、学級作りの最初にやりたいアイスブレイクですね!

4 9点つなぎ

9個の点を全て通る、4本の直線を一筆書きせよ!!

試しにやってみてください。答えはいくつかありますよ。

答えの一例はこんな感じ!

一人で考えるのもあり、グループで話し合うのもあり!

ここまで紹介したものが、「緊張をほぐす」ための「アイスブレイク」です。

2 アクティビティ

言葉通り、「行動」をしながら、集団としての関係づくりを行っていくものです。

目的は「信頼関係を築くこと」。

1 フープリレー

【人数】:10人程度
【時間】:15分
【準備】:フラフープ
  1. 一つの円になるように、隣の人と手を繋ぐ。
  2. 手を繋いだ輪の中に「フラフープ」を入れる。
  3. 隣の人と手を繋いだ状態で、フラフープを1周させ、どのくらいの時間がかかるか計る。
  4. 時間をもとに、目標タイムを話し合いで再設定させ、対策を考える。
  5. 反応を見ながら数回繰り返す。

フラフープひとつでできる「アクティビティ」。

一度で終わるんじゃなく、「対策」を考えて、2回目3回目を繰り返すごとに盛り上がりますよ!

2 ヘリウムリング

【人数】:10人程度
【時間】:20分
【準備】:フラフープ
  1. ひとつの円になる。
  2. 一人一人片手を出し、人差し指にフラフープを乗せ、肩の高さのあたりで水平に保つ。
  3. 全員の人差し指がフラフープに触れた状態を保ったまま、床に下ろしていく。
  4. 途中で指が離れたら、自己申告し、最初の高さからやり直す。
  5. 床につくまでの時間を計り、2回目に向けた目標タイム設定と対策を考える。
  6. 反応を見ながら数回繰り返す。
徐々に下に降ろしていく

プレッシャーがかかると、なぜかフラフープは上昇していく不思議な遊び。

お互いの声かけや信頼関係が必要ですよ!

3 エブリバディアップ

【人数】:10人程度
【時間】:15分
【準備】:なし
  1. 手を繋いで、円になるように座る。両隣の人と、「つま先が触れる」ようにする。
  2. 円のまま、全員同時に立ち上がる。どれくらいの時間がかかるか計る。
  3. 時間をもとに1回目の目標時間と対策を話し合う。
  4. 反応を見ながら数回繰り返す。

立ち上がるときに怪我がしないように注意が必要ですが、なかなか難しい「アクティビティ」。

手を繋いで後ろ向きで背中をつけて体育座り、全員一緒に立ち上がるという遊び方もあるので、レベルを調整しながら実践するとGOOD!

まとめ

より良い学級経営には「チームビルディング」の考え方は欠かせません。混乱期も避けては通れません。

「長いトンネルを抜けるとそこは雪国だった」と川端康成の小説『雪国』の冒頭にあるように、トンネルを抜ければ、教師も子供も楽しい時間、空間を共有できます。

色々なアイスブレイクやアクティビティを実践しながら、良い学級を作りましょう。

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