一つ一つクリップの再生時間を調整するの面倒くさい!
一つ一つの動画の再生時間を、手作業で調整するのって、かなり地味で面倒くさいですよね。
本記事では、再生時間を「一括変更」する方法について紹介します。
複数のクリップの再生時間を「一括変更」する手順

例として、上の画像の3つの動画の再生時間を全て、「10秒」に一括変更します。
1 「再生時間を変更したい動画を選択」→上のバーにある「変更」→「継続時間を変更」

まず、一括変更したい動画を選択!
時間を変更したくない動画が間にある場合は、「command」を押しながら、クリックするとOK!
次に、上のメニューバーにある「変更」をクリック。
その中にある、「継続時間を変更」をクリックしましょう。
2 「再生時間」を変更

中央の動画の下の時間が「青色表示」になるはずです。
この状態のまま、変更したい時間を入力しましょう!上の画像の入力の仕方で「10秒」です。
【00:00:00:00】=【時間:分:秒:ミリ秒】なので注意してくださいね。
3 「エンターキー」で変更完了

時間を入力後、「エンターキー」で、選択したクリップの再生時間が一斉に10秒に変更されました。
これで「再生時間の一括変更」の操作はおしまいです。
再生時間を変更する「時短テクニック」:「コマンド」をアレンジする
時間の調整をもっと素早くしたい!
そんな方には、「コマンド」のアレンジ方法を紹介します。
1 「Final cut pro」→「コマンド」→「カスタマイズ」

左上の「Final cut pro」をクリック。
その中の「コマンド」→「カスタマイズ」の順にクリックしましょう。
するとキーボードの画面が出てくると思います。
2 「継続時間の変更」を、「好きなキー」にはめる

右上の検索のところで、「継続時間」で検索しましょう。
中央に表示された「継続時間を変更」を、自分が好きな「キー」に入れることができるんです。
デフォルトでは、「継続時間を変更」は、「「control」 +「D」」で、できるようですが、ちょっと面倒。
自分は「S」キーを「継続時間を変更」に設定しています。「second」の「s」で覚えやすいかなと。
こうすると、ちょっと時間を変更したい時に、「S」を押すだけで、中央の再生時間表示が「青く」なり、時間を入力することできるので、かなりの時短ですよ。
もちろんこの、「コマンド」&「カスタマイズ」を利用すると、よく使う「カット」「削除」なども自分の好きなキーに設定できるので、ぜひやってみてください。
動画編集は正直「時短」が命。
動画の切り抜き、字幕テロップに始まり、動画の書き出しまで考えるとかなり時間を要する作業です。
ある程度編集に慣れてきたところで、「よく使う操作」を「自分なりにアレンジ」することで、より効果的な作業につながります。
操作スピードが上がって、2時間かかっていた作業が1時間でできるようになれば、「CrowdWorks(クラウドワークス)」 などの案件の単価も必然的に上がってきます。
終わりに
ここまで読んでいただきありがとうございました。
本記事では、複数のクリップの再生時間を一括変更する方法について、さらに、時短コマンドについてお伝えしました。
使いこなせるようになっていけるといいですね!