「Final cut pro」って、最初から「効果音」とか「BGM」が入ってるの??
そうです。「Final cut pro」には、初めからかなりたくさんの「BGM」「効果音」が備わっています。その数なんと、1547種類!
わざわざ、外部のサイトから「効果音」や「BGM」を探す必要はありません。
本記事では、「Final cut pro」に初期装備として備わっている「BGM」「効果音」についてまとめています。
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「効果音」の保存場所はどこ?/お試し再生がしたい
まずは、「効果音」から。
「効果音」のお試し再生は、PC本体にデータがあるので、そこから再生することができます。
1 「Finder」→「Final cut pro」で検索

「Finder」→「Final cut pro」で検索をしましょう。
もしくは、「ムービー」の項目の中に保存されているので、「ムービー」をクリック。
2 「Final Cut Pro Sound effects」のファイルをクリック

「Finder」で「Final cut pro」と検索すると、すでに編集を行っている場合は、その保存データも含めて、かなりたくさんのデータファイルのアイコンが表示されます。
ちなみに、この操作を覚えておくと、データ管理に役立ちますよ。
その中に、「Final Cut Pro Sound Effects」というファイルがあるはず。ここに、「Final cut pro」で使える、無料の音データが入っているので、そこをクリック。
3 14のジャンルごとにまとめられた「効果音データ」

「Final Cut Pro Sound Effects」の中には、さらに14のファイルがあります。
14種類にジャンル分けされた「効果音データ」がこの中に入っているので、再生して確認することができます。
タイトルが全て「英語」で書かれているのが難点。
わかりにくいタイトルもあるので、一通り聞いてみて、いいな!というものには、名前をつけておいたり、別のファイルに入れておいたりすると、いざ使うときに便利かもしれませんね。
14のファイルの簡単な日本語訳は下の通りです。

ファイルの例
- 「雰囲気」:飛行機音、街中の音、鳥、森、雨、風、地下鉄 など
- 「動物」:熊、犬、猫、クジラ、虎、狼、馬、かえる、恐竜 など
- 「爆発」:爆発音
- 「行動に関する効果音」:殴打、指を鳴らす、服を着る、足音、拍手、チャック など
- 「衝撃」:武器やものを使った殴打音、ガラス音、剣、物が崩れる音 など
- 「機械」:カメラ、エンジン、キーボード、ノイズ、ピストル、ドリル など
- 「色々」:鐘、チャイム、小銭、火、旗、サイレン、スプレー、笛 など
- 「動作」:行動や思考、場面転換に合わせた「効果音全般」
- 「人々」:赤ちゃん、呼吸、せき、観客の声、心臓、咀嚼音、くしゃみ、返事や相槌 など
- 「SF」:警告音、レーザー銃、宇宙船 など
- 「運動」:レース、野球、バスケット、ボクシング、サッカー、ゴルフ、スキー、水泳の効果音 など
- 「交通」:飛行機の音、ドアの開閉音、エンジンをかける音、ボート、バス など
- 「武器」:銃声、カッター、ナイフを投げる、戦争音、剣 など
- 「仕事」:缶を開ける、水を注ぐ、ドア、卵、病院、ライター、シャワー など
全ての効果音を合わせ、なんと「1347種類」。
ありすぎて困るくらいのデータが、無料で使い放題というのは物凄いですね。
「BGM」は全部で200種類
「BGM」は、「Final cut pro」のアプリを開くと確認できます。
全部で200種類ありますが、一つの音源を「Short」「Medium」「Long」と分けているものもあるので、実際の「音楽の数」としてはもう少し少なくなりますね。
1 「サウンドエフェクト」を選択

左上の「音符」のアイコンから、「サウンドエフェクト」を選択しましょう。
この中には、無料で使える「BGM」と、さっき上で確認した「効果音」も入っています。
2 「ジャンル」→「ジングル」

「ジャンル」をクリックすると、「ジャンル」ごとに、「サウンドエフェクト」が並び替えられます。
その中の「ジングル」というジャンルが、いわゆる「BGM」のような役割を果たしてくれるもの。
その種類は「Short」「Medium」「Long」含めて、200種類。
「Long」と言っても1分弱の音楽がほとんどなので、長時間のYoutube動画やVlog動画に使うには少しネックではありますが、繰り返し再生をするなどすれば十分対応可能。
かなり豊富なBGMを無料で使うことができます。
これだけの音源があれば、他の音楽サイトからわざわざ「BGM」や「効果音」を探す手間が省けます。(動画編集はいかに無駄を減らせるかがポイント)
僕は、「クラウドワークス」 を使って月に数万円ではありますが、案件を獲得できるようになりました。最初は音楽サイトから音源をピックアップしていましたが、Final Cut Proに変えてからはその手間がなくなって確実に効率は上がりました。
編集画面に「BGM」「効果音」を挿入する方法
1 「音符のマーク」→「サウンドエフェクト」

「Final cut pro」に初めから入っている「BGM」「効果音」を、動画に挿入するには、まずは、左上の「音符のマーク」をクリック。そのあと「サウンドエフェクト」をクリックしましょう。
「BGM」や「効果音」のタイトルを知っているのであれば、「検索」で入力した方が圧倒的に早いですよ。
2 「選択した音」をドラッグ

挿入したい「BGM」や「効果音」を見つけたら、あとはそれをドラッグして運ぶだけ。
これで、挿入することができました。
終わりに
今回は、「Final cut pro」に備わっている「サウンドエフェクト(「BGM」「効果音」)」についてまとめました。
初期費用は確かに、「高い!」と思うかもしれませんが、これだけの数の音が初期装備として備わっているとなると、かなりありがたいですね。
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