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Final Cut Pro

【Final cut pro】「BGM」や「音声」を編集する方法/思い通りの「音」を!

18/06/2021

Naoto

Japanese Language Teacher🇯🇵【日本語教師】(used to be a Junior high school Japanese teacher/元中学国語教師) World Trip🌎/Education✏️【旅行・教育について】

 

「Final cut pro」内で、「音声編集」ってどれくらいできるの??

 

本記事では、「Final cut pro」で、「音声の編集」をどうやってやるのか、また、どのくらいの「編集」まで可能なのか、についてまとめています。

「Final Cut Pro」は買い切りタイプの編集ソフトなので、基本的にこれ1つでなんでもできる仕様になっています。

映像の編集はもちろん、音声の編集までマスターできたら、思い通りの動画が作りたい放題。

では、早速いきましょう。

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「Final cut pro」で「音声編集」する方法

編集したい「音声」を選択→右上の画面で編集

まず最初に、「音声」をタイムライン上に挿入。その後、編集したい「音声」を選択!

すると、右上の画面が、「音声編集用」の画面に自動で切り替わるので、そこをいじくっていくのが、音声編集のメイン作業になります!

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「Final cut pro」でできる「音声編集」の全て

それでは、右上の「音声編集」で何ができるのか、一つずつ見ていきましょう。

できる音声編集の一覧が、下の通りです。

【Final Cut Pro】でできる音声編集

  1. ボリューム
  2. イコライゼーション
  3. オーディオ解析
  4. ラウドネス
  5. ノイズ除去
  6. ハムの除去
  7. パン
  8. エフェクト

「なんじゃそら」「よくわからん」っていう言葉も結構多いですよね笑

でも、それぞれとてもシンプルなので、安心してください。

それぞれの意味と使い方を見ていきましょう!

1 ボリューム:文字通り「音量」を調整できる

「ボリューム」は、左右に動かすと調整することが可能。

ー100dB〜12dBの間で調整できます。

聴きながら音量を調整してもいいですし、下の「オーディオ構成」というところを見ると、「赤」「黄色」「緑」で、視覚的にわかりやすくなっていますよ。

上の画像は、全部が「赤」になっているので、音量が大きすぎですね。

2 イコライゼーション:「音質」をアレンジ。音編集必須の操作(反響、強調など)

「イコライゼーション」という操作は、一番シンプルに、本質を変化させることができる操作なので、使用頻度が高いです。

少し長くなりますが、詳しく解説していきますね。

チェックボックスにチェックを入れる

「イコライゼーション」とは、「特定の周波数の音量を大きくしたり、小さくしたりするエフェクト」のこと。

周波数ごとに音量を調整して、あらゆる音に変更することができます。

「音量調整」のアイコンをクリック

次に、「イコライゼーション」の言葉の右側にある「音量調整のアイコン」をクリックしましょう。

ここから、詳しく編集していきます。

9種類の音声テンプレートから選択できる

すると、画像のような、「周波数ごと」に表示された「グラフィックイコライザ」というものが表示されます。

それは少し置いておいて、まずは、左上の「フラット」と書かれたところをクリックしてみましょう。

そこに表示された9種類の言葉が、「音のテンプレート」です。

例えば、「ボイスエンハンス」を選択すると、

このように自動で、音声が編集されます。

名前からは意味が想像しにくいものだけを、簡単に紹介します!

音声編集の用語

  • 「フラット」:そのまま(編集なしの状態)
  • 「ボイスエンハンス」:人の「声」を強調
  • 「ミュージック強調」:人の声よりも「音楽(サウンド)」を強調
  • 「ラウドネス」:音が反響する感じ。ホールの中で演奏されているイメージ
  • 「ハムリダクション」:ノイズ除去

ボイスエンハンスやラウドネスは、簡単でよく使いますが、音が大きすぎると割れることもあるので、変更後は確認すると、変な手間を取られずに済みますよ。

手動で微調整も可能

左下の「バンド」を操作すると、「31バンド」に変更することも可能。

そして、真ん中の青い丸は、「手動で変更」することもできます。どこを動かしたらどうなるとかは、分かりませんが、細かいところまで音にこだわることもできますね!

3 オーディオ解析:音楽に問題があれば「黄色」でお知らせ

オーディオに問題がある場合、ここをクリックすると、「自動で解析」し、修復してくれます。上の画像のような「修復済」の言葉があれば、問題なし。

問題がある場合は、「問題あり」と黄色で表示されますよ。例えば、「ノイズ」あったりすると、「問題あり」となり、自動で「ノイズ除去」を操作を行い、「修復済」としてくれるということです。

4 ラウドネス:音の大きさや響きを調整

「ラウドネス」とは、「音の大きさ」という認識でOK。

「量」と「均一性」、それぞれの微調整が可能です。

「量」の操作は、シンプルに「音量」の操作。「%」を上げると、下の「オーディオ構成」の赤いところが増えてきますよ。

「均一性」の「%」を上げると、「オーディオ構成」のいわゆる「谷」の部分がなくなって、平坦な音調になるイメージを持ってもらえればOK。

自分で聴きながら、それから「オーディオ構成」を見ながら、微調整しましょう。

5 ノイズ除去:雑音を消去可能

名前の通り、「チェック」をつけると、「ノイズ(雑音)」を除去してくれます。除去する量を、その下のバーで調整します。

「オーディオ解析」で自動で、チェックが入って、「量」も決めてくれていることもあります。

6 ハムの除去(周波数):電気ノイズの除去

「ハムの除去」も、「ノイズの除去」と似ています。

特定の周波数における、「雑音」を除去するということ。50Hz、60Hzでよく発生する「電気ノイズ」の除去のための操作です。

それぞれで聞き分けてみるのが一番早いと思います。

7 パン:左右どちらから音が出るか、細かく設定可能

「パン」とは、音が聞こえる位置を意味し、左右のどこから聞こえるか、を調整する機能。

簡単にいうと、「Aの音は右側から」「Bの音は左側」「Cの音は両方から」「Dの音は8割右から、2割左から」みたいな感じで、音の出どころを決めたり、また、移動させたりすることができる機能。

よく歌手の歌でありますね。ハモリのところは左耳からしか聞こえないみたいな。

そのテンプレートが、上の画像にあるように10種類。

もちろん手動での微調整も可能!

このような図形が表示されます。

カラフルな山を調整することで、左右の音を調整する仕組みです。

細部までこだわりたい!という方は、ここも自分なりにアレンジしていくと面白い音が作れますよ。

8 エフェクト:音声エフェクト109種類から自由に選択

音声に「エフェクト」を挿入することができます。

これも「イコライゼーション」に続いて、よく使う&手軽な音声編集の方法ですよ!

「エフェクト」とは、分かりやすいもので言えば、「エコー」とか「ヘリウム」とかそういう効果をつけることができます。

「音声エフェクト」の数は109種類。かなりたくさんありますね。

右下の「エフェクト欄」から選んで、エフェクトを追加したいサウンドのところまでドラッグするだけ。

「Final cut pro」1つで、「音声編集」もほぼ可能!

以上で、「BGM」や「音声」編集でできることを全てお伝えしました!

「Final cut pro」は、初期購入費用が30000円オーバーと、手を出しにくい価格ではありますが、後から追加するお金は0

今回の音声編集や、動画のエフェクトなど、必要な機能は余すところなく全て備わっているので、後から困ることはありません。

意外となんでもできるじゃん!っていう感じじゃないでしょうか。本当に自分好みの、イメージ通りの音声を作り上げることができます。

生涯にわたって、定期的にでも使うのであれば、そんなに大きい買い物でもないように思えますね。

基本的な動画編集操作に加え、音声編集までマスターできれば、クラウドワークス 」(無料登録)で獲得できる案件の幅はかなり広がります。

「Final Cut Pro」限定の案件も多い割に、使用者は少ないので、かなり案件は獲得しやすい

安定して収入を収入を得ることができると思いますよ。

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終わりに

今回は、「Final cut pro」の「音声編集」の方法についてまとめました。

「Final cut pro」は、なかなか情報が少なく、自分でいじっていかないといけないので大変ではあります。

でも、細かいところを見ていくと、ものすごく多機能な動画編集ソフトです。音声編集も、本当に自分の思い通りに、イメージ通りのものを作ることができるはずです!

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