ハンガリーの南端に位置する町「モハーチ」では、「ハンガリー版なまはげ」とも言われるお祭りが毎年2月に、6日間だけ開催されるんです。
その名も「ブショーヤラシュ」。
「ブショー」というのが「なまはげ」みたいな感じで仮面をつけたものの名前。
「ヤラシュ」は「行進」という意味らしいです。
街全体がお祭りと化すこの催し物、ユネスコの無形文化遺産にも登録されているこの催し物に、単身突入してきたので、その行き方と魅力を合わせて紹介します!
ブダペストからモハーチに行く3つの方法
- ELBバス(ツアー)
- VOLANバス(事前予約)
- VOLANバス(その場支払い)
僕は3つ目のVOLANバス(その場支払い)で行ったので、その方法と、祭りの様子を紹介しますね!
VOLANバスのバスセンターから出発🚌

ブダペストのバスターミナル(Google Mapより)
バス情報
- 費用:【行き】3705フォリント(1250円)、【帰り】4200フォリント(1400円)
- 時間:2時間半
上の写真のところから出発!
バスセンター内は結構広く、売店みたいなのもあるし、カフェみたいなのも!☕️
自動販売機もありましたがそれはクレジットカードのみの支払いでした。
支払いは、バスの運転手に直接手渡しでOK!
乗車人数によるのかどうかはわかりませんが、行きと帰りで運賃が違っていました。
バス乗り場がいくつかあるので、地下のカウンターの人に場所を尋ねると安心です。
バスの出発時間は「ボランバス(VOLANbusz)」のホームページで、行き先を入力すると表示されますよ。また、ここから予約することも可能です!
ではではいよいよ出発!!🚌
コンセントもあって快適

バス内にUSBポートがありました!
Googleレビューは色々書いてあったけど、バスの中はUSBで充電できるようにもなっていました!(バスによって違うかも)
3時間近くノンストップで走り続けるので、トイレは事前に、そして飲み物も確保しておくといいですよ🥛
モハーチ(mohacs)に到着!

モハーチのバスターミナル
ひたすら何もない1本道をすぎていくと、静かな昔ながらの建物が少しずつ見えてきました。
バス内からの景色で見応えのあるところはありません笑
バスターミナル近くにはマーケットに観覧車、ステージも

マーケットでホットワインやランゴシュなど色々!

ハンガリー名物だらけ

ステージでは常に音楽が響いています♪

吹きさらしの観覧車も🎡ちょっと怖い
バスターミナルから歩いてすぐのところにマーケットがある広場が見えてきます。
ここではハンガリー名物のご飯はもちろん、お腹を満たすことができます。
この「ブショーヤラシュ」は毎年2月の開催で結構というかかなり寒い🥶
ということで、ここで飲むホットワイン、ホットチョコレートはまた格別です!
ただ、2時3時すぎくらいになると、歩くのも大変なくらいの人混みになります😓
早めの昼食とかにするといいと思いますよ!ゆっくりご飯が食べれます。
街全体がお祭り

街全体を使ったお祭り

お面の位置微調整中のブショー
街全体を使った、結構大規模なお祭りです。
街全体がお祭りなので、この期間は通常の店は閉まっているところが多かったです。
食事処も半々っていうところでしょうか、なので屋台もたくさん出ていますが、お店は昼過ぎからはずっと行列でした。
一人旅で店の行列はきつい。。。
ー街中をお面をつけたブショーたちが練り歩く

街を練り歩くブショー。映画のワンシーンのよう

女性は舞踏会のような仮面と黒い衣装
時間ごとにイベントがあり、そこでブショーたちが活躍しますが、こんな感じで普通に街中を歩いているブショーカップルもとても多いです。
「写真撮って!!」ってアピールすれば、基本的にみんな快く受け入れてくれている雰囲気でした!
メインの通りでは、お土産も買えるし、ご飯も食べれるし、、音楽の演奏もあるしで、なんだかんだ時間がすぎるのは早いですよ!
中央広場でブショーの行列

中央広場を丸々使ったパレード

たまに小麦粉を投げてきたり、持っている棒で突っついてきたり

独特な世界観がずっと続く。。。

本物の馬を連れて歩く集団も
今回の旅のメインイベント!
中央広場を丸々使ったブショーの行進👹
音を鳴らしながら、小麦粉を投げながら、約1時間歩き続けます。
馬を連れて歩く集団や、トラクターをコーティングして歩く集団など、結構迫力満点!
時間ごとにイベント

1日のイベントスケジュール
開催期間のイベントスケジュールは大体決まっています。
ほぼほぼ時間通りにスタートしていましたね。
上の中央広場でのパレードは、実は30分前くらいから場所取りをしました。それでも結構難しかった。。。
そのくらいしないとまっっっっったく見れないかもしれません。
事前にスケジュール把握して、早めに移動しておくのが吉。
ランチ兼ディナーのハンバーガー

ランチ&ディナーの巨大ハンバーガー🍔味はそこそこ
メインイベント満足!!
ということで、最後にお腹を満たして帰ります。
到着した時から目をつけていた巨大ハンバーガー🍔
ごちそうさまでした!
日が暮れると巨大な焚き火

中央広場にある藁の山。日が暮れると火がつけられる🔥
中央広場にはこのような藁の山が置かれています。
日が暮れると火がつけられ、これがブショーヤラシュの醍醐味だよ!!とハンガリー人の友達に言われました。
ところが、僕はバスの時間の都合で見れず、、、。

夜の焚き火の様子
ということで見れた友達から拝借してきました!
結構迫力あるんだなー。
注意点⚠️
注意ポイント
- ツアーではない場合、バスの時間の都合で夜の焚き火を見ることができない可能性が
- 当日ホテルを取るのは難しい
ツアーではない日帰りバスの場合、最終バスの時間の都合上、焚き火を見ることはほぼほぼ不可能です。
一瞬見る、とかはできるかもしれないけど、結構厳しい。
「じゃあホテル取ろう!」
当日突然取るのはなかなか厳しいようです。
満室で泊まれなかったっていう声も聞いたので、もしいくなら、初めから泊まる覚悟でホテルを予約して行くか、焚き火を諦めるか、ツアーで行くか絞って行くといいですよ!
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街中にある工房も探してみて!
街中に工房内を見学できる場所もあります!
「え、ここ?」
っていうくらい僻地というか、なんもない道路沿いにふと現れます。
SPARというスーパーの近くにあるので探してみてください!
下の写真の自転車が入り口です。

自転車が目印

お面の工房も見学できる

工房内、テンションあがる!!

いろんな表情のお面
終わりに
ハンガリー版なまはげと言われている、お祭りを紹介しました!
ハンガリーは物価も安くと治安も良い方です。
もし、時間を確保してこれそうな時には検討してみてくださいね。
