さて、今回は東ヨーロッパのバルカン半島にある北マケドニアの首都スコピエ🇲🇰から、ブルガリアの首都ソフィア🇧🇬までのバス移動の方法について紹介。
バルカン半島はギリシャを除いて、シェンゲン国ではないため、すべての国境でパスポートの手続きが必要となりますが、バス移動がとても便利です。
今回は、僕の経験に基づいて、バスのチケットの買い方、移動時間、注意点などをまとめたいと思います。
スコピエ🇲🇰バスターミナルから約4時間半〜

バスターミナルは駅と併設
スコピエ🇲🇰からソフィア🇧🇬まではバスで4時間半〜目安です。
目安というのは、国境を越える際の出国手続きと、入国手続きにどれぐらい時間がかかるかは、ほんとにその日次第だから。
僕の場合、朝8時半ちょうどにスコピエを出発、ソフィアに着いたのは14時半ごろ。大体6時間かかりました。
国境越える際に、雪が積もっていたせいか、何かしらのトラブルがあったのかは分かりませんが、2時間ほど全くバスが動かない時間がありました。
費用は1600デナール(1デナール=約2.4円)、つまり大体3700円くらい。この辺のバス移動にしては少し高め。
チケットはオンラインか、カウンターで購入
スコピエ🇲🇰からソフィア🇧🇬までのバスのチケットを買うには、オンラインもしくはバスターミナルカウンターでの購入になります。
こちらのサイトを見れば時刻表と運賃が表示されるので、まずはこっちで検索。
時間帯によってはネットでの購入ができないバスがあるので、その場合はカウンターで購入しましょう。

このカウンターでチケット購入可能
僕は前日にカウンターで購入。英語も通じる方でした。
購入の際にはパスポートの提示が必要ですが、クレジットカードでの支払いもできるので、安心してください。
当日直前に買うこともできますが、当日の朝、混雑することを見越して、前もって買っておくことをおすすめします。朝から結構人は多かったです。
バスの乗り間違いに注意。
カウンターに言われた番号のところに行くと、すでに一台バスが停まっていました。
何も考えず乗り込んだんですが、なんとなく違和感を感じて、隣の人に行き先を尋ねると「ドイツ」と言われました。
危うくドイツに行ってしまうところだったので、「バスのフロントの行き先表示」は必ず確認しましょう。

バス乗り場。乗り場の番号と、バスフロントの行き先の確認を忘れずに。
国境を越えるまで休憩なし
ソフィア🇧🇬に到着するまでの数時間、休憩するポイントは、国境を越えてブルガリア🇧🇬に入ってすぐの所のトイレ休憩のみ。
それまでは、基本的にバスから降りることができないので、国境での検査が長引いた場合は、結構苦痛。
飲み物、食料、時間つぶしの道具を準備しておくと安心です。
僕の時は全部で10人ぐらいしかお客さんがいなかったため、バスの中は結構のんびりできましたか、春夏の観光シーズンはもっと多くなることが予想されるので、その場合は結構な忍耐勝負になりそう。
バスターミナルで買えるパンは安くてデカい

パンがデカくて安い!
ちなみに、バスターミナルのパン屋さんは、早朝から営業。(24時間営業のパン屋さんも)
そこで売っているパンは、超特大にもかかわらず、一個60デナールから。
もしマケドニアの通貨デナール余っていた場合は、ここで大量に買い込んで、旅のお供にするとよし👍
国境越える時間は”運”次第
さっきも書いたように、僕の前は国境越えるのに2時間ほどかかりました。理由は不明。
現地の言葉で運転手が何か説明していましたが、聞き取れず。なんとなく、多分雪が積もっていたのが原因ぽいですが、本当かどうかはわかりません。
到着は「遅れる」前提で予定を組んでおいた方が安心でしょう。
ソフィアのバスターミナル到着

ソフィアのバスターミナル到着
ソフィアでは、北マケドニアと比べるとカード払いができるところがだいぶ多いので、ほんとにマイナーなエリアやマーケットなどに行く予定がなければ、カード払いで充分生きていく事は可能。
バスターミナル周辺にも両替所はありますが、特に急いで帰る必要はないかと思います。
また、北マケドニアと比べて、アジア人を珍しそうな顔で見る人はほとんどいない点も何か落ち着きますね。
ブルガリア🇧🇬観光には「Rebolut」が便利。
ブルガリアの通貨「レフ(Lev)」の口座が利用可能なので、余計なレート計算も必要ないし、レートがいいタイミングで「Revolut」内で両替しておけば、さらにお得に旅ができますよ。(アルバニアや北マケドニアの通貨の取り扱いはありません)
その他の通貨はもちろん、貯金や両替も全てアプリ内で手軽にできるので、普段使いから海外旅行まで幅広く使えます。
終わり
ここまで読んでいただきありがとうございます。
今回は北マケドニア・スコピエ🇲🇰から、ブルガリア・ソフィア🇧🇬までのバス移動の方法についてまとめました。
バルカン半島は国が密集しているので、1週間もあれば数カ国めぐれます。近いけど国ごとに全く違う雰囲気や文化を持っているので、飽きない旅の日々が待っていますよ!