「アルバニアの国立歴史博物館は行くべき?」
今回は、実際にアルバニア🇦🇱の首都、ティラナのメインスクエアにある国立歴史博物館に行ってのレビューを紹介。
アルバニア🇦🇱ティラナ1番の観光地「国立歴史博物館」

外壁の巨大な絵が目印
アルバニア🇦🇱ティラナの1番の観光地といってもいいでしょう。それがこちらの「国立歴史博物館」。
メインスクエアの中にあり、大きな絵が壁に描かれているのが特徴的。
国立歴史博物館は、1981年10月28日に開館しました。アルバニアで最も重要な博物館である国立歴史博物館は、アルバニアの歴史に関する知識と理解を、地元、国内、海外の人々に提供することを目的としています。また、アルバニアの過去、現在、未来について、市民間の対話を促進することも目的としています。この目的のために、アルバニアの歴史的・文化的遺産の物質的・非物質的証拠を保存・研究し、教育を促進する環境の中でそれらを伝達・紹介しています。また、そのビジョンと使命を支える活動を組織し、可能にしています。国立歴史博物館の建物の総面積は27,000 m2、展示面積は18,000 m2、総体積は81,000 m3です。館内には、紀元前4千年から20世紀後半までの比較的長い期間に属する、約6,200点の展示品があります。現在、国立歴史博物館には7つのパビリオンがあります。「古代」585点、「中世」217点、「図像」90点(うち70点がイコン、20点が教会用典礼品)、「ルネッサンス」230点、「独立」142点などである。国立歴史博物館の設計と内容については、博物館学、考古学、歴史学、民族学、視覚芸術、修復の最高の専門家で構成される作業部会が専門に取り組んでいます。(省略)国立歴史博物館は、科学的な研究機関でもあります。パビリオンのほか、アーカイブや実験室環境、企画展示ホール、会議室などがあります。
ということで、「アルバニアという未知の国の歴史が少しでもわかるかなぁ」と気になり、早速入館してみました!
入館料は500レク(1レク=約1.22円)。
アルバニアの紀元前からの歴史を順にたどっていくスタイル

チケット購入(500レク)いざ入場!
入り口入ってすぐに、紀元前にアルバニアの地に住んでいた人々が書いたであろう文字や作ったであろう装飾品などが展示。
その後、徐々に時代を遡り、第一次世界大戦、第二次世界大戦の時のアルバニアの状況などが展示されていました。
メインはこの戦時中の写真や武器、道具でしょうか。
また、中にはマザーテレサについてエリアや、驚いたのが、広島の原爆のときの壁の実物がここに展示されていたこと。
おそらくマザーテレサつながりだと思いますが、日本とのちょっとしたつながりを見れて、僕は個人的に満足。
全部の展示をじっくり見たわけでもないし、全部の説明をじっくり読んだわけでもないですが、なんとなくアルバニアが「ヨーロッパの秘境」「ヨーロッパの北朝鮮」と呼ばれていたその理由や、鎖国をしていたその感覚などが肌で感じることができるスポットではあると実感。
大体1時間くらいでまわれるし、観光客も多くはない
と個人的には満足したものの、館内をめぐっている1時間の間、他のお客さんは0。
あまり観光客や、現地の人にも人気はなさそう。(時期にもよると思う。)
逆に言えば、他の人の存在や声に邪魔されることなく、自分の好きな順番で、見たいものを自由に見れる場所でもあります。
館内にはお土産屋さんも。
ただ、マグカップや文房具のようなものは一切なく、数十年前に作られたという伝統的な服が置いてあるだけ。
まあまあ値段もするし、ちょっとしたお土産として買えるものはここにはありません。
アルバニアの歴史を手早く感じるにはベスト
正直、「絶対に行った方がいいよ!」「アルバニア観光には外せないスポット!」と言える場所ではありません。
ただ、アルバニア観光は半日あれば充分見て回ることはできます。。
その空いた時間に、アルバニアの戦争の歴史を肌で感じるには、ベストなスポットだといえるので、時間に余裕がある場合は訪れてみるといいと思います。
ちなみに開館時間は以下の通り。
- 月曜日:閉館
- 火曜ー土曜日:9:00-16:00
- 日曜日:10:00-15:00
変更している可能性もありますが、上記の写真は2023年2月上旬のものです。
場所は「スカンデルベグ広場」の中

博物館内スカンデルベグ広場を一望できる
「国立歴史博物館」は、ティラナ🇦🇱の中心の中心、「スカンデルベグ広場」の中に、かなりの存在感で立っています。
探さなくても見つけられるので大丈夫。
館内にWi-Fiや食事するところなどはありません。
支払いも現金のみ、と言われたので、事前に現金の準備をしておくと安心ですよ。
終わりに

博物館横のオブジェ
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
広場周辺は、高層ビルがどんどん建設中。まだまだこれから栄えてくるである中心地に「国立歴史博物館」はあります。
ぶっちゃけ、「もうちょっと誘致頑張って!!」と思いましたが、これから増えてくるのでしょう。
カフェ文化☕️もあるティラナで、少し歴史を感じるつつ、のんびり過ごすのもいいかもしれません。