「ハンガリーに世界一美しい図書館があるって本当?」
「どうやって図書館って利用できるの?」
今回は、ハンガリー・ブダペストの図書館の利用方法を中心に紹介します。
「こんな空間で勉強してたらもっと頭良くなってたはずなのに。。。」
って思うかもしれませんよ。
基本的に「無料」で座席の利用可能
ハンガリーの図書館も日本の公立図書館と同じで、基本的にどの図書館も「無料」で入館し、本を読んだり、パソコン作業したりすることができます。
ただし、「本を借りる」「Wi-Fiを利用する」ためには、専用のカードを発行する必要があります。(有料)
また、「世界一美しい図書館」とも言われている「Metropolitan Ervin Szabo Library」を含めいくつかの図書館は、入館する際にもこちらのカードが必要となります。
なので、まずはこの専用のカードの発行の仕方・価格をまとめますね。
1年間300Ft(約120円)〜で入館できる
もし入館するだけで良いのであれば、300ft/年で何度でも利用可能。
「世界一美しい図書館」も入るだけならこれでOK。
ただしこのプランは、「館内の本を読むだけプラン」なので、「本を借りる」「Wi-Fiを使う」ことは基本的にできません。
パソコンや勉強道具、自分の本を持ち込んでの利用であれば、全然これでOK。
僕もこのプランでカードを発行してもらいました。
「Wi-Fiは使えない」と聞いていましたが、他の図書館にいったときは、自分のカードの番号を入力することでWi-Fiも利用することができました。
「世界一美しい図書館」のカウンターで受けた説明なので、もしかしたら図書館ごとに若干ルールが違うのかもしれません。
また、1日利用(すべてのサービス利用可能、閉館時間まで)の場合は、1500ft(=約590円)で利用可能です。
貸し出し・Wi-Fi利用だと、7300ft(=約2900円)/年
「館内の本を読むだけ」ではなく、「貸し出し」「Wi-Fi」の利用も行いたい場合は、プランが変わります。そしてなぜかかなり値段が跳ね上がります。
そして、「世界一美しい図書館だけ」の利用料と、「すべての図書館が利用できる」利用料が異なります。
世界一美しい図書館だけ
- 7300ft/年 (3650ft)
- 5100ft/ 半年 (2550ft)
- 3700ft/3ヶ月(1850ft)
※( )内は学生、年金受給者の利用料
すべての図書館利用
- 9900ft/年 (4950ft)
- 7300ft/半年(3650ft)
※( )内は学生、年金受給者の利用料
正直、入館できれば十分だし、ここまで払う必要はないかと思いますが、学生であれば比較的お手頃にすべての図書館を1年間利用できるので、お得かもしれません。
入館の際にはカードを忘れずに
手続きが終わるのこのようなカードを発行してくれます。
入館やWi-Fiを繋ぐときに必要なので、忘れず持参してください。
Wi-Fiに関しては、「バーコード下の番号」と「生年月日(20041998:日月年)」を入力すれば繋ぐことができると思います。
ブダペストの世界一美しい図書館「Metropolitan Ervin Szabo Library」
メトロポリタン・エルヴィン・サボー図書館の本館は、19世紀に建てられたネオバロック様式のヴェンクハイム宮殿に収められている。 市立図書館は蔵書の増加に伴い、より広いスペースが必要になったため、宮殿を国定公園として修復しながら、追加の建物のネットワークに拡張していったのです。現在、図書館は13,000m²の広さを持ち、110万冊の蔵書を収容するブダペスト最大の公共図書館となっています。 Wikipediaより
「Metropolitan Ervin Szabo Library」は、「世界で一番美しい図書館」と言われています。
確かに、図書館内の一部の空間は、まるでお城の中みたい。
まあちゃんとした城なんか入ったことないんですけど。
煌びやかな部屋だけかと思いきや、重厚感のあるシックな部屋まで、テイストの違うゴージャスな空間がありました。
まさか普通の公共図書館の写真とは思えないですね。
もちろん部屋の中のテーブルや椅子は自由に使ってよし。
ただしやはりこの空間は人気なのか、朝早い段階で結構席は埋まります。
空間が空間だけに、席が埋まった状態で、空席を探して歩き回るのは、空気が重くすごく嫌な時間でした笑
もし行くときは朝一番をお勧めします。
また、このゴージャスなエリアはほんの1フロアだけ。他のほとんどのエリアは日本の図書館と大して差はありません。
「世界一美しい図書館」を利用する際には、入館前に上着をロッカーに入れるよう指示されます。
施錠の仕方が少し難しいですが、ロッカー番号を忘れずに覚えておくことと、貴重品の管理は徹底して行うようにしましょう。
入り口入ってすぐのカフェも広くて居心地良し
1Fの入り口のところにあるカフェもおすすめです。
かなり広くてゆっくりできます。 コーヒーもデザートも食事もできるので、合わせて楽しんでください。
終わりに
ここまで読んでいただきありがとうございました。
今回は、ブダペストの図書館利用をはじめ「世界で一番美しい図書館」を紹介しました。
ぜひ、贅沢な空間であらゆる知識を詰め込んでください。