UK/イギリス

スタンステッド空港からロンドン市街への行き方。最安で行く方法。(オイスターカード)

11/03/2023

Naoto

Japanese Language Teacher🇯🇵【日本語教師】(used to be a Junior high school Japanese teacher/元中学国語教師) World Trip🌎/Education✏️【旅行・教育について】

イギリス🇬🇧ロンドン初上陸!

「色々高ぇ。。。」

が、総合的な感想ですが、まずはじめにぶつかる空港からの移動問題をここで解決しましょう。

僕が今回利用した空港は「London Stansted Airport」(スタンスタッド空港)

ヨーロッパ内からのLCC利用(ライアンエアーがほとんど)の際に使う空港です。

ロンドンにいくつかある空港の中では、完全に「ハズレ」の空港になりますが(アクセス的に)、やり方次第で安く簡単に移動が可能ですよ。

肝は「早い者勝ち」です。

「電車」か「バス」か。+その後の公共交通機関の利用頻度で判断

空港からは「電車」か「バス」か

「スタンスタッド空港」からは「電車」と「バス」移動の2択です。タクシーもありますが、高いので省略。

単純にそれぞれの「時間」と「費用」でどっちを使うか判断してもいいですが、ロンドン到着後、「どれくらい公共交通機関を使うか」まで考えると最適解が見つかるはず。

ロンドン市内の移動「バス」「電車」を「オイスターカード」もしくは電子決済可能のICカードで行った場合、

  • バス:最大4.5ポンド
  • 電車:最大7.2ポンド

このように1日の上限額が決まっています。(※現金でチケットを買うとかなり割高です)

「バス」と「電車」それぞれの到着場所から、ホテルまでの移動、その後どのくらいバスや電車を利用するか、までを考えておくと、お得な選択ができるはずです。

※オイスターカード発行の際に必要なデポジットは「5£→7£」に値上がり

スポンサーリンク

「London Stansted Airport」から「電車」で移動

空港地下から電車で移動

  • 所要時間:1時間弱
  • 運賃:7£〜

「Stansted Express」という電車を使って移動するのが「最速」の移動方法

空港地下から出発し、ロンドンの最終駅まで三ヶ所しか止まらないので、かなりノンストレスで移動ができます。

運賃は「7£〜」となっていますが、これはあくまでも「オフシーズン」×「かなり早い段階での予約」の場合の運賃です。

僕が利用日の1週間前に見た時には、20£と表示されたので、まさに「早い者勝ち」。フライトが決まったらすぐにこちらのサイトから検索して、運賃を確認しましょう。

ここのドアから地下に行ける

空港に到着後は、おそらくバスのチケット販売所が目の前に現れます。

その横にあるこちらのドアから地下の駅にそのまま進むことができます。

チケット購入:オンラインか駅のホームか

Stansted Express HP

チケットは事前に「Stansted Express」から予約しておくか、駅のホームで購入できます。

おすすめは圧倒的に「オンライン」での予約。

直接駅で購入するよりも、割引価格で購入ができるし、予約が早ければ早いほどその割引幅も大きくなります

「オイスターカード」はこのスタンスタッド空港⇄ロンドン間の電車ではつかえません

「オイスターカード」はあくまでもロンドン市内限定のICカード。「スタンスタッド空港」はロンドン市外に位置する空港です。

空港スタッフに尋ねたところ、スタンスタッド空港内に、「オイスターカードの発券機」やカードを発行できるショップはないそうなので、必要な方はロンドン市内到着後に購入しましょう。

停車駅に注意:ホテルや目的地の近くに止まらない可能性も

停車駅は3ヶ所のみ

「Stansted Express」の場合、出発後止まるのは3駅のみ

おそらく「ロンドン市内」に用があるのであれば、終点の「London Liverpool Street」で降りることになるでしょう。(他2つはもっと北の駅)

ただ、この「London Liverpool Street」もロンドン中心部から見ると、若干北部に位置しており、ホテルやその後の用事によっては少し不便かもしれません。

そのまま「ロンドンブリッジ」などを見るのであれば、比較的近い。

次に紹介する「バス」での移動の場合、もっと奥まで進んでくれるので、そちらの方が時間はかかるけど楽な可能性もあります。

もちろん「London Liverpool Street」からは、「オイスターカードなど」を使って移動するのもありです。

「London Stansted Airport」から「バス」で移動

バス移動約2時間

  • 所要時間:1時間半
  • 運賃:5£〜

「national express」というバスを使って移動するのが「最安」の方法。

電車と比べると時間はかかますが、運賃は安く、ロンドン市内での停留所も多いため下車後の移動が楽というメリットがあります。

ただ、「バス」の場合も運賃は「5£〜」とありますが、「オフシーズン」×「かなり早い段階での予約」の場合の運賃です。

僕は今回の旅では「バス」で移動しましたが、直前に購入した時は「16£」、帰り5日前に予約したバスは「14£」でした。

こちらも「早い者勝ち」。フライトチケットが決まったら、まずは「national express」のサイトをチェックして運賃を確認しましょう。

チケットの購入:オンラインか空港のカウンターか

national express HP

「national express」のホームページから購入する方法と、空港到着後、空港のカウンターで購入する方法があります。

基本的には「national express」のホームページから事前に予約していくのが一番お得。

予約が早ければ早いほど割引率も高くなります。

また「ライアンエアー」のホームページからフライトを予約した場合は、フライトと同時に「バス」のチケットを買うこともできます。※フライト購入後にバスチケットを買うこともできる。

利用前日にチェックした時は「11£」。

「ライアンエアー」を利用する場合は、「national express」よりも安い可能性があるのでこちらを先にチェックしましょう。

空港のカウンターで購入(バス乗り場横にもある)

空港のバスチケット購入場所

チケットは空港到着後に空港のカウンターで買うこともできます。

バス乗り場横にもある

バス乗り場の横にもチケットを買える場所があります。

上のバスチケットカウンターが混雑していた場合は、先に下に降りてきて、こっちで買った方がスムーズかもしれません。

A6がロンドン行きのバス乗り場

その後は上の写真のバス乗り場の「A6」の列に並んで待機

バスが来次第順次乗り込んでいくだけです。

オンラインで「バスの乗車時間が指定されたチケット」を購入する際は注意が必要。

早めに予約した方がお得ではありますが、時間指定のバスチケットを購入し、フライトの遅延などが理由で間に合わなかった場合は、再度購入しないといけない可能性があります。

少し値段は上がりますが、「時間指定」のないチケットも買えるので、そっちで安心を買うのもいいと思います。入国にどれくらい時間がかかるのかも正直運ですし。

「London Victoria Coach Station」まで行くが、時間がかかる

ロンドン市内は混雑が予想

「バス」でいく場合の終点は「London Victoria Coach Station」

「London Liverpool Street」よりもだいぶ西側までバスで運んでくれます。

「バッキンガム宮殿」や「ビッグベン」などの主要な観光地は、バスの終点の近くに点在しているので、降りてすぐに観光できるメリットもあります。

所要時間は大体1時間30分、ですがロンドン市内に入ってからは「ジョギングの方がはやいんじゃない?」っていうくらい進みません。

時間帯・シーズンにもよりますが、混雑していると2時間くらいかかると思うので、時間に余裕がある時は「バス」でお得に移動するといいと思いますよ。

スポンサーリンク

オイスターカードの払い戻しはスタンスタッド空港ではできない

なぜか2枚出てきたオイスターカード

さて、ロンドン市内ではこちらの「オイスターカード」を利用して観光する人も多いと思いますが、最初に書いたように

「スタンステッド空港」には「オイスターカードの券売機」もしくは「オイスターカードのカウンター」はありません。(職員に尋ねて確認しました)

「オイスターカード」の発行の際に必要な「デポジット:7£」とオイスターカード内の残金は、引き出すことが可能です。

残金が10£以下なら、券売機から、10£以上ならチケットカウンターから引き出せます。

ただし、「スタンスタッド空港」には券売機もカウンターもないため、引き出すことはできません。

ロンドン市内で引き出しておく必要があります。

僕の上の写真の2枚のオイスターカードは、それを知らずにどちらも引き出せずに終わった悲しいカードたちです。

引き出したお金で空港飯を食う夢は散りました。皆さんはお気をつけください。

終わりに

ここまで読んでいただきありがとうございました。

「最速」でいくなら電車、「最安」でいくならバスでの移動が基本ですが、その後どれくらいロンドン市内で公共交通機関を利用するのか、までを踏まえて選択すると損せずに済みますよ。

  • この記事を書いた人

Naoto

Japanese Language Teacher🇯🇵【日本語教師】(used to be a Junior high school Japanese teacher/元中学国語教師) World Trip🌎/Education✏️【旅行・教育について】

-UK/イギリス

© 2025 教員よ、はばたけ Powered by AFFINGER5