「死ぬ前に一度でいいから「アウシュビッツ」には行ってみたい。」
「アウシュビッツへの行き方や見所とかの基本的な情報が知りたい。」
2022年12月27日に念願の「アウシュビッツ収容所」に行ってきました。その時の情報をもとに、この記事ではアウシュビッツへの行き方や、見どころ、注意点などの基本的情報を網羅してまとめました。
これまで20カ国ほどいろんな国のいろんな場所を見てきましたが、これほど「きてよかった」「来る前に死ななくてよかった」と思った場所もありません。
コロナもあり、開館時間などが変わっているようなので、できるだけ新しい情報を取り入れるようにしてくださいね。
また、「クラクフ」という街には、ユダヤ人街や、クラクフ収容所跡などがあり、アウシュビッツのような負の遺産がたくさん残っているので、そこも併せて観光してみてくださいね。
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「アウシュビッツ」には2つ施設がある
「アウシュビッツ」と一言で言っても、実際の施設は2箇所あります。
1つ目は、当時のユダヤ人のスーツケースや靴、メガネなどをはじめ、この地で何が行われていたのかが、実際の部屋や説明書きなどで示されている「アウシュビッツ Ⅰ:博物館」。
2つ目は、「ビルケナウ Ⅰ」から3kmほど離れたところにある、駅や線路、ガス室、焼却炉、お墓など、広大な収容所の敷地がそのまま残されている「アウシュビッツ Ⅱ:ビルケナウ収容所」。※「ビルケナウ」はこの収容所がある村の名前。
「アウシュビッツ Ⅰ:博物館」と「アウシュビッツ Ⅱ:ビルケナウ収容所」の間は無料のシャトルバスが通っていて、どちらの施設も無料で中に入ることができます。
ただし、それぞれの施設で入場の制限などが違うため、この次にそれぞれの入場の仕方、入場の際に気をつけるべきこと、おすすめのルートなどをまとめました。
【アウシュビッツ Ⅰ】:博物館は、ツアーで行くか個人で行くか
「アウシュビッツ Ⅰ」の博物館の方では、上のゲートの写真に見覚えがある方は多いはず。
入ったが最後、2度と出てこられない死のゲートがある場所です。
元々このエリアにあった建物をそのまま利用し、大部分はユダヤ人をはじめとらえられた人たちの居住用として使われていましたが、それ以外にも医務室や倉庫、事務室、監獄などの施設もあり、当時の建物内の様子がそのまま保管されています。
各建物にはこのように番号が振られており、それぞれの建物の中で例えば、収容者の寝室、人体実験室、医務室が残されていたり、女性の髪で作られた織物が保管されていたり、ユダヤ人たちから没収したメガネや靴、スーツケース、義足、金物などが大量に置かれていたり。
また、建物と建物の間には、宙吊りの刑を行うための鉤爪がついた柱や、銃殺刑を行っていた「死の壁」もそのまま残されています。
他にも、集団絞首場、心臓に毒の注射を打っていた治療室、ガス室、焼却炉。
アウシュビッツといえば「ユダヤ人」が思い浮かびますが、ハンガリー人をはじめチェコ人、スロバキア人、フランス人、オランダ人なども各地からこの収容所に運ばれており、その時の写真や様子が各建物ごとに展示されています。
隅から隅まで全ての建物に入り展示物を見ていくとなると、3〜4時間はかかると思います。
「アウシュビッツ Ⅰ:博物館」に入場する前に、売店で日本語のパンフレットを買うことができます。これにアウシュビッツの歴史をはじめ、各建物内に何が展示されていてどんな意味があるものか、詳しく書かれているので、こちらは購入をオススメします。
「アウシュビッツ Ⅱ:ビルケナウ収容所」の情報もこちらのパンフレットに入っています。
※「アウシュビッツ Ⅰ:博物館」入場後や、「アウシュビッツ Ⅱ:ビルケナウ収容所」では購入できません。
「チケット」ゲット→「荷物検査」→入場
「アウシュビッツ Ⅰ:博物館」に入場するには、まず「チケット」を発券する必要があります。※購入の際に「どこから来たの?」って聞かれたりサインしたり。入場料はかかりません。また、事前に公式HPから予約することも可能です。
チケットをゲットしたらそのまま荷物検査、身体検査のレーンに並びます。
空港と全く同じで、荷物を多くレーンと人間が通るレーンがあり、通り際にはベルトを外すなどしないといけません。
また、大型の荷物(キャリーバッグなど、30×20×10までOK)や危険なものの持ち込みはできないので、事前に付属のロッカーに預けたあと、荷物検査のレーンに並びましょう。
※「アウシュビッツ Ⅱ:ビルケナウ収容所」の方にロッカーはありません。
荷物検査、身体検査のレーンは混雑する可能性が高いです。
「アウシュビッツ Ⅰ:博物館」に到着次第、早めにチケットを取り、荷物を預け、パンフレットを購入しておくとスムーズに入場できますよ。
基本的に年中無休、毎日7:30~オープンし、終わりは月ごとに異なるようです。
- 7:30~14:00:12月
- 7:30~15:00:1月、11月
- 7:30~16:00:2月
- 7:30~17:00:3月、10月
- 7:30~18:00:4月、5月、9月
- 7:30~19:00:6月、7月、8月
※1月1日、12月25日、イースターの時の日曜日はクローズしています。
特に12月は14時にはクローズするので、間違えないようにしてください。
さて、ここまでで「アウシュビッツ Ⅰ:博物館」については大体まとめることができましたが、「一番ややこしいところ」を最後にお伝えします。
「アウシュビッツ Ⅰ:博物館」はいつでも好きな時に入れるわけではありません。
「ツアーで入るか」か「個人で入るか」で入場できる時間が異なる
オープン時間について紹介しましたが、実は「ツアー」で行くか「個人」で行くかによって、入場できる時間が異なります。
知らずに行くと、「せっかく行ったのにツアーしかなくて、自由にまわれなかった。言葉もわからないし。」とか「ツアーが良かったのにもう終わってる。」みたいなことが起こりかねません。
基本的に「午前中がツアーのみ」「それ以降が個人入場」となっています。※公式HPでチェック
オープン時間 | 月 | 個人入場可能時間 |
7:30~14:00 | 12月 | 12:00~ |
7:30~15:00 | 1月、11月 | 13:00~ |
7:30~16:00 | 2月 | 14:00~ |
7:30~17:00 | 3月、10月 | 15:00~ |
7:30~18:00 | 4月、5月、9月 | 16:00~ |
7:30~19:00 | 6月、7月、8月 | 16:00~ |
表のいちばん右の時間より前に、「アウシュビッツ Ⅰ:博物館」に個人入場はできません。それ以前は全て「ツアーでの入場」のみ。
自分のペースでゆっくりまわりたい場合は、個人入場可能時間と照らし合わせて、クラクフ発のバスを選びましょう。
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おすすめは個人で入場。
ツアーの場合、すべての建物内に入って説明しているわけではありません。もちろん主要なところは確実にまわるし、説明もしっかりしてくれますが、事前にパンフレットを買っておけば、かなりわかりやすく情報を収集うできます。
ツアー・個人入場にかかわらず、こちらの公式サイトから事前に予約しておくことが可能です。
僕は当日カウンターで直接購入しましたが、事前に買っておくとチケットカウンターで並ぶ手間も省けてスムーズになると思います。
【アウシュビッツ Ⅱ】:ビルケナウ収容所は入場制限なし。ただ、広すぎる。
続いて「アウシュビッツ Ⅱ:ビルケナウ収容所」について。
「アウシュビッツ Ⅰ:博物館」から3kmほど離れたところにある、広大な土地の中に、駅や線路、焼却炉やガス室跡などが残されているエリアです。
こちらは「ユダヤ人最大の殲滅施設」であり「ナチス・ドイツ最大の強制収容施設」でもありました。最も多かった1994年には約9万人もの被収容者がこの地にいたそう。
まずその広さに驚きます。
広々とした土地に等間隔に並べれた倉庫みたいな建物の中に、寝るためのベッドやトイレがずらっと並んでいて、なんとも言えない思いになります。
その他にも、到着した人の髪を切る場所、金属類を保管しておく場所、追悼碑など、いくら時間があっても足りません。
事前に詳しく知っておきたい場合は、公式HPの「Education」の項目に詳しく解説が載っています。
チケット・入場制限なし:好きな時間にきて好きなだけ見てまわってOK。
「アウシュビッツ Ⅱ:ビルケナウ収容所」の入場には、チケットも必要ないし、ツアーや個人などの時間制限もありません。
いつでも好きな時に来て、好きなだけ見て回ってOK。(パンフレットは「アウシュビッツ Ⅰ:博物館」でのみ購入可能)
僕は9:00前に入場し、12:30分ごろまで、隅から隅まで歩き回っていました。それでも最後は、「アウシュビッツ Ⅰ:博物館」の時間だから、と少し早足になったくらい。
本当に1つ1つちゃんと見るなら、4~5時間はかかると思います。
「アウシュビッツ Ⅱ:ビルケナウ収容所」に行くなら、朝一がものすごくおすすめ。
僕が9:00前に入場した時には、僕で3人目。
ただでさえ物寂しいエリアになかに、自分だけしかいないような感覚になり、1つ1つしっかり看板を読みながら、残されたものを見ながら、当時を想像しながら(想像なんかできもしないけど)、もともと価値のある時間でしたが、人が少ない時に行ったことで、数倍も価値のある時間になりました。
10:30ごろからツアー客が続々ときます。すると途端に「歴史的遺産」から「単なる観光地」みたいな雰囲気がして、少し違うな、と感じました。おすすめは朝一です。
【博物館⇄収容所】は無料シャトルバスで移動
「アウシュビッツ Ⅰ:博物館」から「アウシュビッツ Ⅱ:ビルケナウ収容所」へは、「無料シャトルバス」で移動ができます。
といっても、3kmくらいなので歩いて移動することも十分可能な距離です。
僕は歩いて移動し、大体40分くらいで到着しました。
道中特に何があるわけでもないですが、「多分この辺の道とか建物は当時から残ってるんだろうなぁ」と思いながら歩いていると結構あっという間です。
さて、アウシュビッツ巡りのおすすめのルートについて説明する前に、まずアウシュビッツへの行き方を簡単に説明します。
「クラクフ」から「アウシュビッツ」へはバスで1本、約1時間20分
「アウシュビッツ」に行くには「クラクフ」という街から出ている「バス」1本で行くことができます。
- 運賃:18ズウォティ(=約560円)
- 時間:1時間20分
バスのチケットは、直接運転手に支払うこともできるし、事前にこちらのサイトから予約しておくこともできます。(タイムスケジュールの確認も可能)
運転手次第ですが、バス待ちのお客さんが多い場合は、オンラインでチケットを持っている人から優先的に乗車させており、それ以外の人は空いた席に座れるという感じでした。
僕はその場で運転手に支払いましたが、変なイレギュラーを避けるためには事前に買っておくと安心だと思います。
バスの行き先は「OSWIECIM(オシフィエンチム)」です。「アウシュビッツ」は「オシフィエンチム」を英語に訳したものなので、何かスタッフに尋ねるときや、バスの行き先表示を見るときは、「OSWIECIM(オシフィエンチム)」を使いましょう。
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おすすめは、「朝一のバス」→「ビルケナウ Ⅰ」→「ビルケナウ Ⅱ」
僕が実際に1日かけて「アウシュビッツ Ⅰ:博物館」と「アウシュビッツ Ⅱ:ビルケナウ収容所」を巡ってみて、「この順番でまわるのがベストだな」と思ったのがこちら。
- 朝一のクラクフ発のバス(6:20)に乗車
- 「アウシュビッツ Ⅰ:博物館」でチケットとパンフレットを購入
- 「アウシュビッツ Ⅱ:ビルケナウ収容所」に歩いて移動し、中を見て回る
- シャトルバスで「アウシュビッツ Ⅰ:博物館」に移動
- 「アウシュビッツ Ⅰ:博物館」を見て回る
- 終わり次第「クラクフ」に戻る
朝一で出発することで、「アウシュビッツ Ⅱ:ビルケナウ収容所」を誰もいない状態でゆっくり見て回ることができるのが最大のポイント。
同じ「アウシュビッツ Ⅱ:ビルケナウ収容所」でも、大量の旅行客に囲まれてながら見るのと、一人で静かな中で見るのでは、「時間の価値」が数倍違います。
「アウシュビッツ Ⅰ:博物館」にはレストランが併設してます。また、クラクフからのバスの降り場周辺にも少しですがレストランもあります。(少し戻ればショッピングモールもあるが歩くのはきつい)
「アウシュビッツ Ⅰ:博物館」の入場可能の時間までそこで時間を潰しつつ、全て見終わった後に「クラクフ」の戻る。
という流れがより「アウシュビッツ」を感じることができると思いますよ。
アウシュビッツに行く前に【映画と本】
アウシュビッツに行く前に、ちょっとネットで調べたり、もちろん直前に購入するパンフレットでもいいですが、事前に情報を入れておくと全く見える景色は変わります。
僕が「アウシュビッツ」に行く前に見た映画、読んだ本を紹介するので、行く前に見てみてください。特に映画は絶対見た方がいい。
1 映画『シンドラーのリスト』:ありのままを描いた映画
「アウシュビッツ」関連の映画といえば一番にヒットする『シンドラーのリスト』。
1993年にスティーブン・スピルバーグが作った映画。
ドイツ人実業家、オスカー・シンドラーはポーランドで工場の経営を始め、ユダヤ人の労働力で事業を拡大させていく。しかし、やがてナチスによるユダヤ人迫害がエスカレート。その現実を目の当たりにした彼は、密かにユダヤ人の救済を決心する。
U-Next 作品概要より
自分の身を顧みず、1100人ものユダヤ人を救ったドイツ人実業家シンドラーの実際の物語。
物語内で登場する、救ったユダヤ人の名前をひたすらリスト化して紙にまとめていくシーン。それと同じようなリストの紙を「アウシュビッツ Ⅰ:博物館」で見ることもできます。
あまり詳しくなくても『シンドラーのリスト』は直前に見て行くことをおすすめします。
これに関しても見ていくか行かないかで、「時間の価値」が変わります。
また、この話は「クラコウ」の収容所と、シンドラーの工場で行われた話が主に描かれています。※クラコウに「シンドラーの工場」は博物館としてまだ残っている。
そのため、『シンドラーのリスト』に関連する場所もたくさん残っています。
下の記事の中にまとめているので、気になる方はご覧ください。
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2 『アウシュビッツの図書係』:14歳の少女の実話に基づいた物語
1944年、アウシュヴィッツ強制収容所内には、国際監視団の視察をごまかすためにつくられた学校が存在した。そこには8冊だけの秘密の“図書館"がある。
図書係に任命されたのは、14歳のチェコ人の少女ディタ。その仕事は、本の所持を禁じられているなか、ナチスに見つからないよう日々隠し持つという危険なものだが、
ディタは嬉しかった。
彼女にとって、本は「バケーションに出かけるもの」だから。ナチスの脅威、飢え、絶望にさらされながらも、ディタは屈しない。
本を愛する少女の生きる強さ、彼女をめぐるユダヤ人の人々の生き様を、モデルとなった実在の人物へのインタビューと取材から描いた、事実に基づく物語。Amazonより『アウシュビッツの図書係』概要
今回紹介する本の中ではいちばん優しく、マイルドな感じで当時のアウシュビッツの様子をイメージできる本。
絶望しかない毎日の中で、たった8冊しかない図書館の図書係として生きていく少女の、わかりやすくもリアルな物語です。
アウシュビッツについてもう少し知りたいけど、重すぎる話に抵抗感がある方には特におすすめです。
3 『世界でいちばん幸せな男』
私はヒトラーさえも憎まないーーアウシュヴィッツ他の強制収容所に送られ、家族を殺された壮絶な体験から導き出したのは希望だった。人間が持つ絶望の淵から立ち上がる力を全世界に訴える感動の一冊。
Amazonより『世界でいちばん幸せな男』概要
タイトルを見て「え、本当にアウシュビッツの話?」と思って手に取った一冊。
またサブタイトルが「101歳、アウシュヴィッツ生存者が語る美しい人生の見つけ方」であり、内容も壮絶な体験を赤裸々に語る、よりもその非人道的、非日常的な日々を生き抜く知恵と経験、さらにその後どう立ち上がっていくのかに焦点が当てられ、感動の一冊です。
作者は2019年、99歳の時にTEDxで公演、2021年10月に亡くなられました。
4 『アウシュビッツの地獄に生きて』
ユダヤ人看護師ジュディスは、23歳のときに強制収容所に収容される。母、兄弟姉妹、婚約者、叔父叔母らは次々と収容所で死んでいった。地獄を生き抜いた平凡な女性が、収容所の現実、解放後の苦しみ、その後の人生をリアルに淡々と描いた手記。
Amazonより『アウシュビッツの地獄に生きて』概要
本の表紙やタイトルからはかなり難しい、重い内容がまとめられている感じがしますが、実際は中学生でもわかるくらいの非常に読みやすい本。
著者は看護師というスキルがあったため、生き抜きこの手記をまとめるに至りましたが、女性目線で描かれる当時の収容所内の本当にリアルなさまが描かれています。
詳細な描写に圧倒されます。
終わりに
ここまで読んでいただきありがとうございました。
今回は僕の「アウシュビッツ」経験をもとに、行き方や注意点、おすすめの映画などをまとめて紹介しました。
昨年1年間でありがたいことに10カ国ほど旅することができましたが、正直心に残る重さとしてはダントツ1位。
心から「行ってよかった」「いく前に死ななくてよかった」と思えた場所です。