「北マケドニアに旅行行ってみたいけど治安ってどうなの?」
「北マケドニアの人って優しいの?」
今回は、北マケドニアの人の人柄や治安について、僕が北マケドニア・スコピエに一人旅した時の経験をもとに紹介します。
命の危険はないけど、ちょっとびっくりした4つのエピソードを紹介。
1 バスの座席譲ってくれない:横空いてますよね?
「うわー、これはきついなー。」
と思った出来事が一つ。
スコピエからブルガリアのソフィア行きの長距離バスに乗り込んだ時に、空席はあるのに全然席を譲ってくれなかったこと。
「友達が来るから」
とか
「荷物があるから」
とか
挙げ句の果てに無視。
後ろの5人席は2人しかいないのに、頑固として通してくれない。
最終的におばさんが「はぁー」とため息つきながらあけてくれました。
もちろん全員がローカルの人だっていう保証はありませんが、これまで20カ国くらい旅をしてきて初めての経験にちょっとびっくり&疲れました。
2 バスの運転手突然のストライキ:僻地に4時間取り残される
2つ目はバスの運転手のストライキに遭遇。
海外にいれば、まあたまに起こることではあるんですが、北マケドニアの首都スコピエからバスで1時間いった「マトカ」という観光地から帰るバスが来ずに、4時間ほど身動きがとれなくなりました。
行きのバスは動いたけど、帰り突然動かなくなるという不運。
当然そんなことが起こっているなんて知る由もないし、「時間守らない国なんだなー」とずっとバス停で待ち続けていました。
「マトカ」で散々トレッキングした後で、歩いて帰る体力はまるでなく。
どのくらいの頻度で起こっているのかはわかりませんが、こういうこともありえます。
ちなみに最終的には、タクシーの運転手さんが僕を見つけてくれて「バスは今日来ないよ。乗って行きなよ。」と近くのバス停まで連れて行ってくれました。ありがたい。
でも「マトカ」はとても綺麗な渓谷と湖なのでぜひ行ってみてね↓
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3 スキー場に行かせたがるタクシーの運転手:お願いだから家に帰して
先ほどは救世主のようにタクシーの運転手が「マトカ」に現れてくれました。
「近くのバス停まで」と言って乗せてもらいましたが、
「ここから1時間くらいのところにスキー場あるから連れて行ってあげるよ。帰りは僕が待っているからスコピエまで送るし。」
なぜか、スキー場に連れて行こうとしてきました。いくら断っても
「今すごいいいシーズンなんだよ。タクシー代も安くするから」
ものすごいしぶとい。
ひたすら断り続けて(最後は相手にするのをやめてしまいました)ようやく近くのバス停で解放。
降りる時に運転手さんは、停まっていたバスの番号を見て、「これだ!これに乗ったらスコピエに戻れるよ。100%!」と、最後に親切なアドバイスをくれました。
が、念の為、運転手に行き先を尋ねたら「スコピエの反対方向」行きのバス。何が100%やねん!
皆さんもスコピエに行く時は「セカンドオピニオン」「サードオピニオン」を大切に。
4 10人くらいの子供に囲まれる:ちょっとした王様気分
スコピエの中心部にある「オールドタウン」は、レストランにお土産にピッタリだし、歴史が残るものすごく美しいエリア。
夜、レストランを探してフラフラそこの「オールドタウン」を歩いていると、3歳〜10歳くらいの男の子10人くらいが突然出現。
囲まれて、現地の言葉でいろいろ話しかけられたり、パンチやキックのフリをされたり。(実際に何かされたりとられたりしたわけじゃない)
正直一瞬「物盗りか?」とも思いましたが、危害を加えられることはなく。
囲まれたまま5分くらいオールドタウンを歩いたところで、みんな消え去りました。
アジア人が珍しく、ただの興味本位だったかもしれませんが、レストランで食事中の人から見れば、「あいつ何してるんだ」っていうような異様な光景だったと思います。
まとめ:最低限の防衛は不可欠
これが北マケドニア・スコピエで起こった4つのエピソード。
特に1番目のバスの座席、空いているのに座らせてくれない事件は、正直人間不信になりました。
アジア人は珍しいので、ジロジロ見られたり、夜一人で歩いていると声かけてきて連絡先を交換しようとしてきたり、そういうちっちゃい「あぶない」は当然あります。
ホテルに置きっぱなしの荷物も含め、自分の命と物の安全は確実に保証できるような状態が理想かと思います。