バルカン半島４カ国個人的好きランキング（ブルガリア・北マケドニア・コソボ・アルバニア）

2023年2月上旬、東ヨーロッパのバルカン半島、アルバニアのティラナ、コソボのクリスティーナ、北マケドニアのスコピエ、ブルガリアのソフィアの4カ国をめぐってきました。

それぞれ2日間ずつ、合計8日間のバックパック一人旅。

似たようでそれぞれ違った国の雰囲気がありました。

今回は、それぞれの国の治安や物価、観光名所、雰囲気、街並みなどから、完全に独断と偏見でランキングを作成してみました。

総合ランキングと、部門ランキングと、僕の体験と肌感覚に基づいて紹介したいと思います。

皆さんの旅の参考になれば幸いです。

総合ランキング：１位はダントツでコソボ🇽🇰

映えある１位はコソボ🇽🇰

コソボは2000年前半に独立したばかりの国（セルビアなどからは独立を認めれてないので、正式な国ではないかも）。

観光地らしいものがあるわけではないですが、昔のヨーロッパの雰囲気と、こじんまりとした落ち着いた街並み、コーヒー文化もあり物価も安い。

「住める」じゃなくて「住みたい」と思った国です。（他の３つは「住める」どまり）

では、もう少し詳しくみてみましょう。

部門別ランキング：コソボが１位の理由を分析

「治安」といっても、４つの国どこも治安は良いです。

もちろん最低限の防衛は不可欠ですが、命に関わるようなことやそれに匹敵するようなことは全くなし。

また、「食事」に関しても、「バルカン料理」と一括りにされるくらい、豆やチーズたっぷりのサラダはどの国でもローカル料理として出されるので、「おいしさ」はもちろん、「レストランの種類の多さ」「安さ」「雰囲気」など全てまとめてのランキングにしました。

１位：コソボ🇽🇰：唯一「住みたい」と思った国

カフェ文化も盛ん、街並みもこじんまりとした静かな落ち着く雰囲気。

観光地という観光地はありませんが、「いくらでも滞在できるな」っていう気持ちにさせてくれる国。

物価も安いし、なぜか「ユーロ」が使えるのもメリットの一つ。

首都プリシュティーナは丘に囲まれており、ちょっと歩けば街並みを見下ろせるのも楽しい。

アジア人は珍しいのか、かなり視線は感じますが、実際にコミュニケーションを取れば親切な人ばかり。

他を寄せつけない1位です。

２位：ブルガリア🇧🇬：歴史ある便利な街

「治安」の良さはこの４つの国の中では抜群に良い。

他の３つは、「アジア人」というだけでジロジロみられたり声をかけられたりしますが、ブルガリアでは一切なし。

また、「危なそうだなぁ」というエリアや人も、ブルガリアでは激減。

上の写真のような教会をはじめ、歴史ある建物や遺跡、石畳などがありかなり美しい街でもあります。

ただやっぱり、４カ国で比べると、物価は飛び抜けて高い。（高いというより「安くはない」）

だからといって食事もそこそこなので、ブルガリアは2位。

3位：アルバニア🇦🇱：秘境の国は予想以上に快適

「物価」に関してはダントツで安い。

また、アルバニアもカフェ文化がかなり盛んなので、安くのんびりカフェで過ごせる国。

さらにモダン建築もどんどん立ってきているので、数年後もう一度来たいと思っているところです。

ただ、観光地はほとんどありません。もちろん綺麗なストリートや城跡など、ちょくちょくあるけど1日で十分。

危険な目に遭うことはありませんが、アジア人はかなりジロジロみられる国だし、客引きのようなものもあります。

総合的に「物価」以外で、コソボに勝っているところはないかな、という印象。

4位：北マケドニア🇲🇰：ごちゃごちゃしててよくわからない

ぶっちゃけ「北マケドニア」の良いところはあんまり感じなかったかな。

街は普通に綺麗なんですが、謎に多い銅像やパリの凱旋門もどき、イギリスを真似した２階建バスなど、全体的にごちゃごちゃしてるなっていう印象。

たまたまだと思いますが、ストライキにあったり、長距離バスの乗客が席を全然譲ってくれなかったり、タクシーの運転手がスキー場に連れて行こうとしてきたり。

色々うまくいかなかったこともあって4位となりました。

隣町のリゾート地「マトカ」はかなり綺麗だったのでプラスポイント。

各国はバスで簡単に移動可能：国境越えの時間は「運」次第

ということで、簡単に４カ国についてまとめましたが、この４カ国は簡単にバスで移動ができます。

僕は、「アルバニア」→「コソボ」→「北マケドニア」→「ブルガリア」の順番で巡りました。

その移動方法については、下の記事にそれぞれまとめているので参考にしてください。

終わりに

ここまで読んでいただきありがとうございました。

改めてランキングを振り返るとこんな感じ。

ぜひ旅の参考にしてください。