「一度きりの人生、海外で生活する経験をしてみたい」
「宝くじが当たったら、海外で働こうかな?」
その夢、もうすでに実現している人たちがたくさんいます。
1歩踏み出せば、この人たちの同じ目線で世界を見て、世界を肌で感じることができます。
今回の記事では、その1歩を踏み出す後押しをするために、「住むのに最適な国」をリサーチして紹介。
「高い」イメージが頭から離れないかもしれませんが、長い目で見たときに、日本と比べてお手頃な国、それからそこを拠点として旅がしやすい国などを合わせて17カ国紹介します。
1 ベトナム:衣食住、治安全く問題なし
安い物価に日本人の舌にも合うベトナム料理、さらにカフェ文化。マッサージも有名ですね。
主な都市は、南部のホーチミン市、北部の首都ハノイ、中央部のダナン。
ダナンはリゾート地として注目を集めている綺麗な都市。
ベトナムの通貨は「ドン」。現在1ドル=23,000ドン前後であり、近年ドルに対して相対的に弱くなっている数少ない通貨の一つです。
小さなアパートであれば、1ヶ月3万円程度〜。
ローカルフードがお手頃なのはもちろん、タクシーは1キロ80円程度〜。
バスなどの交通機関だと40円〜。
ベトナムでは英語を学ぶ人がかなり多め。しかも英語を学ぶ人は基本的にある程度裕福な家庭のため、その分英語教師の収入は高い傾向にあります。
2 コスタリカ:アメリカ人に人気のリゾート
コスタリカは中米で最も人気のある国の1つ。
緑豊かなジャングル、トロピカルビーチ、そしてフレンドリーな地元の人々の雰囲気に魅了される人がかなり多い国です。
日本人にとって「コスタリカ」のイメージはあまりありませんが、アメリカ人にとって最も物価の安い国のひとつであり、コスタリカで生活費を抑えて生活する人も多い。
周辺のグアテマラやニカラグアと比べると物価は高い傾向にありますが、その分周辺国への旅行も楽しめる立地です。
レストランは大体400円〜900円、アパートは1ヶ月40000円〜120000円が目安。
交通機関は、一回100円程度で利用できます。
スキューバダイビングなどのレジャーも魅力。
3 ブルガリア:ヨーロッパに安く住める
「ブルガリア?ヨーロッパもおすすめなの?」
実はブルガリアはヨーロッパの中でも、物価は安い、治安はいい、交通アクセスもいい国の1つ。
ヨーロッパに拠点を持てば、ヨーロッパ内の国へ飛行機で片道1500円〜行くこともできます。また、ブルガリアには、8,000年以上前から続く豊かで活気ある歴史があり、オフの日には歴史巡り、自然巡りをして満喫。
アパートの家賃は月25000円〜。ローカルレストランでは600円〜。
公共交通機関での移動は150円程度で済ませることができます。
4 メキシコ:食も観光も遊びも飽きない国
メキシコには、ジャングルの中のマヤ遺跡、カリブ海のターコイズブルーの海、太平洋ののんびりしたビーチタウンなどなど、魅力的なスポットがたくさんあります。
そして、タコス、タマレ、セビーチェ、アグアスフレスカなどのストリートフードは、食欲をそそられるだけでなく、値段も安い。
カンクンやプラヤ・デル・カルメンのような観光地を避け、メリダやグアナファトのようなローカルな都市を選べば、生活費は欧米の都市の数分の一で済むくらいお手頃。
アパートは月25000円〜。屋台料理は1食130円〜。
交通機関は1カ月のパスが約2000円で利用できるので移動にも困りません。
5 南アフリカ:アフリカ圏でも英語が通じる
「英語が通じる国にも手頃な国」としてピックアップできるのが南アフリカ。
アフリカのほとんどの都市は欧米の都市と同様に生活水準が高く、移住はより簡単になります。そのため、最も安く住める英語圏の国として有力な候補になります。
さらに、アフリカ大陸の最も南に位置するこの国は、地球上で最も文化的、自然的に多様な国のひとつでもあります。サファリ、ホエールウォッチング、ラフティング、ジップラインなど、南アフリカでは飽きることがありません。
観光業や国際企業での仕事も充実しています。
アパートの家賃は月40000円程度〜、レストランでの1食は800円程度〜が目安。
6 タイ:間違いなく日本人人気No. 1
日本人には言わずと知れた移住おすすめの国「タイ」。
バンコクやチェンマイのような大都市でも、生活費は驚くほど安い。ビーチリゾートはやや高い傾向にありますが、世界のビーチリゾートに比べればまだまだ安い。
透き通った海、魅力的な文化、おいしい食事など、タイは生活や仕事をするのに最適な場所です。さらに、タイは世界で最も物価が安く、安全な場所のひとつでもあります。
チェンマイでは1カ月に8万円程度あれば十分に生活できます。
屋台や市場、ショッピングモールのフードコートでは130円程度の食事ができるし、家賃は、西洋風の集合住宅のワンルームで月20000円程度。
公共バスの乗車料金は約60円程度。
すでに多くの日本人がタイに拠点を持っているので、情報が多いのもメリットの1つです。
7 ペルー:マチュピチュだけじゃない
一生に一度の冒険を低予算で楽しみたいのであれば、ペルーは最適な国かも。
世界で最も物価の安い国の1つであるペルーでは、他の南米諸国と比較して低予算で1カ月暮らすことが可能。
マチュピチュ遺跡は観光客にとって必須ですが、その他にもあまり知られていない魅力的な場所、イカの砂丘やアマゾンの熱帯雨林など、インカ王国を探索する時間をたっぷりとることができます。
アパートの家賃は30000円程度〜、ローカルマーケットでの食事は130円〜500円あれば十分でしょう。
8 ポーランド:ヨーロッパの他の国へのアクセス抜群
ヨーロッパで最も物価の安い国の1つであるポーランド。
隣国のドイツに比べると知名度は低いですが、ポーランドは徐々に海外からの旅行者や駐在員のホットスポットになりつつあります。ワルシャワやクラクフの大都市はとても近代的で、必要な西洋の設備はすべて整っており、ドイツで過ごす半額程度の生活費でOK。
インフラも十分整っているし、隣国とのアクセスもいいので、仕事も観光も合わせて満喫できる国の1つです。
また、ポーランドはシェンゲン協定加盟国のため、ビザなしで周辺国を自由に観光できます。
アパートの家賃は40000円程度〜、安価なレストランでの外食は700円程度。
英語が話せるのであれば、仕事も十分見つかるでしょう。
9 ジョージア:1年間ビザなしで滞在可能
あまり知られていませんが、日本人ならビザなしで1年間滞在することができる唯一の国「ジョージア」。
パスポート1つあれば、ジョージアに飛んで、1年間は気の向くままに生活することができる夢のような国。
当然物価は安く、休日には、周辺のイスラエルやトルコ観光なども可能。
ここを拠点に中東やヨーロッパを巡るにはうってつけの場所です。
10 コソボ:独立したての小さなカフェ文化溢れる国
こちらもあまり知られていませんが、2000年代に独立した「コソボ共和国」もおすすめの国。
物価も安く、治安もよし、しかも通貨が「ユーロ」。
こじんまりとした発展途上国の国ですが、ヨーロッパ内に位置しているので、ヨーロッパ観光はかなりお手頃価格でできます。
カフェ文化もあり、かなりリラックスした毎日を送れるはず。
11 アルバニア:ヨーロッパの秘境で贅沢
ヨーロッパで最も過小評価されている国の1つであるアルバニア。
近年まで鎖国していたため、「ヨーロッパの北朝鮮」「ヨーロッパ最後の秘境」などいろいろな異名があり、まだあまり良くないイメージを持っている人も残念ながらいます。
しかし実際は全く別。
物価の安さはもちろん、温暖な地中海性気候や景観、ヨーロッパ内の移動も便利。バルカン料理をかなりお手頃価格で堪能できます。
そして多くの観光客がいないアルバニアは、住むにはゴージャスな場所です。
首都ティラナが有名ですが、海沿いにはリゾート地がたくさんあり、海鮮も含めて飽きることはない穴場の国の1つです。
12 ポルトガル:アメリカ人「移住したい国」No. 1
間違いなく世界で最も安くて安全な場所の一つであるポルトガル。
特にアメリカからの移住にとても人気があります。
交通機関はポルトガル全土でとても洗練されていて使いやすく、電車やバスで国内を安く移動可能。
特に新鮮なシーフードやポルトガルのお菓子、おいしいワインなど、お金をかけずに堪能できる上、フランスやイギリスのような西ヨーロッパの他の国に比べても安価。
また、アメリカ人へのアンケートでは「住みたい国」のNo. 1にも選ばれるくらい人気の移住地。
大都市は物価が高めですが、ラゴス、ヴィラモウラ、タヴィラといった小都市はかなりお手頃。歴史にビーチ、街並みと満足すること間違いなし。
夫婦2人であれば、家賃を含む生活費が、月300000円程度あればまかなうことができ、単身者であれば、月々230000円程度あれば十分生活できるといわれています。
13 パナマ:安全かつ多文化コミュニティー
パナマも中米にある国で、最も安く、最も安全に暮らせる国の一つです。
エルサルバドルやニカラグアのような近隣の国ほど安くはありませんが、一般的に安全性は高め。パナマには、学生、旅行者、外国人、地元の人など、非常に多文化的なコミュニティがあります。
また、国内にはボランティア活動の場がたくさんあります。パナマでボランティアをすることで、現地の人とつながることができ、安全に過ごすことができます。信頼できる地元の人がいれば、その国で生活するのに最適な方法を教えてくれるはずです。
NGOでデジタルメディアや木工、現地の人に英語を教えるなどが、現地で働く手段の例です。
14 マレーシア:アジア屈指の人気スポット
マレーシアは東南アジアの中でも非常に発展している国。
コストが安く、犯罪も少なく、医療やインフラも充実しており、日本からマレーシアに移住する人の数も年々増加傾向にあります。
国際的なコミュニティが強く、生活費も安いので、アジアで最も安全で安く住める場所のひとつです。また、温暖な気候で自然が多いので住みやすい環境でもあります。
15 エクアドル:言わずと知れたインフラ完備の途上国
意外と穴場で、でも移住者からの満足度が高い国が「エクアドル」。
場所やライフスタイルにもよりますが、月々200000円程度で簡単に生活することができます。
太平洋岸のビーチにある家や、アンデス山脈にある眺めのいいコンドミニアムでも、200000円前後で手に入ります。
もちろんレンタルも豊富で、2ベッドルーム、2バスルームのコンドミニアムであれば、60000円程度。
エクアドルはまだほとんど発見されていない国ですが、光ファイバーインターネット、アメリカドルの通貨、温暖な気候、便利な公共交通機関、手頃な医療と住宅など、いわゆる現代的な生活を安価に送ることが可能。
16 スペイン:小さな街で、海鮮を満喫
一年中晴天、歓迎される文化、驚くほどリラックスしたライフスタイル、そして比較的安価な生活費で滞在できる「スペイン」。
年間300~320日の晴天率で、ヨーロッパで最も日照時間の長い地域のひとつ。しかし、オレゴン州のような緑豊かな地域(北西海岸)もあれば、雪が好きな人にはピレネー山脈も。
物価は比較的低い水準で推移していて、価格帯は場所によって異なります。
静かな小さな町を選べば、230000円程度で暮らせます。
また、バレンシアやアンダルシアの日当たりの良い地域では、1ベッドルームのアパートを月900000円が目安。
もちろん食料の新鮮さに加え価格の安さも、大きなメリット。
17 ギリシャ:歴史がいい?島がいい?
歴史を色濃く残した国「ギリシャ」。
世界で最も美味しい食べ物と、豊かで深い歴史があります。
現実的には、ギリシャではカップルで月240000円程度、シングルで200000万円弱程度で快適に暮らせます。
また、ギリシャといえば「島」。
3つの主要な水域と6つの異なる島々からなるギリシャの島々では、日々目の前に絶景が広がる暮らしを味わえます。
終わりに
ここまで読んでいただきありがとうございました。
今回は、比較的物価が安く、住みやすい国を17カ国厳選しました。
世界ナンバーワンのパスポートを誇る日本。日本を出ずに墓場に行くのは勿体無い。
今ではいろんな国に拠点を置きやすくなっています。ぜひ、自分の殻を破ってみましょう。
【参考記事】
- The 10 Cheapest Countries to Live in WorldwideWealthy Gorillahttps://wealthygorilla.com › cheapes...
- The Cheapest and Most Affordable Countries to Live InInternational Citizens Grouphttps://www.internationalcitizens.com › ...
- Cheapest and safest places to live in the world - Worldpackersworldpackers.comhttps://www.worldpackers.com › articles › cheapest-and-...